オーダーメイドゴルフクラブの出来るまで 。

今回は実際にハミングバードスポーツではどのような手順でお客様のクラブが選ばれ、作っていくかをご案内しましょう。弊社は年中無休・時間はご連絡頂ければ本当は午後8時閉店ですが 大丈夫です。 046-826804-1480 野澤 まで。

 

<店長が考えるゴルフクラブとスウィングの概念>

          2007年10月1日 ゴルフ雑誌チョイス掲載

私が重視するゴルフの普遍。ひとつはクラブの重量配分。先端に付くヘッドの重みはクラブ全体重量の半分以上を占めるということ。

もうひとつはインパクト。当たる瞬間は、つねにハンドファーストであるということ。この2点です。これを融合して考え、私は超軟シャフトに行き着きました。(正直にはまだ硬いと思っていますが)

 体の向きの変更のみでクラブを横に動かすと、「ヘッド重量&シャフトの遅れ」によって自動的にロフトが立つ形=ハンドファーストの形ができます。そして、この状態でインパクトを迎えることが理想ですが、しっかりと重量のあるヘッドと超軟シャフトの組み合わせのほうが、誰でもこの形に近づきやすいわけです。

トウダウンの少ない、ロフトの立ちにくい硬いシャフトを使っているゴルファーが

真ん中や右目にボールをセットしていることからも、それは検証できます。

遅れない=ロフトが立たないから、必然的にボールを右に置かないと打てないのです。また、こういった人はクラブの捻じりによって「ヘッドの遅れ」を作るので、ロフトが開き、バウンスも出てしまうため、より早い時期にインパクトを迎えなければなりません。

次は、トウダウンについて説明しましょう。よく「トウダウンは悪」のように言われます。しかし、シャフトのトウダウンによって遠心力の向かう先とヘッド重量の中心点が一直線に近づき、そして、その場所でインパクトを迎えたほうが、エネルギー効率が良いと思えるのです。

硬いシャフトではトウダウンが起こりきらないため、常時重心距離を計算しながら打たなければなりませんが、トウダウンが必要十分であれば棒(シャフト)の延長線上に必ず打点がくるわけで、重心距離を気にせず、本能のまま棒で打つことができるからです。

それに、トウダウンにはヘッドを下げる働きが伴うため、とかく浮きがちなヘッドの上昇さえも抑えてくれます。

最後に、「ヘッドスピードが同じなら、硬いシャフトのほうが飛ぶ」と思っている方も多いようですが、これは誤解。インパクト前後のヘッドの動きは、しっかりしたヘッド重量としなるシャフトによって大部分が作られます。だから、この2点を殺さないスウィングさえすれば、体力に応じた最大パワーは得られるのです。

 ゴルフ界では、軟らかいという言葉のニュアンスには「弱い、軟弱な、駄目な」という意味が微妙に含まれます。対して硬いは「強い、硬派、競技志向」と本物を連想させます。

 しかし、的確なミートと効率良いエネルギー伝達、そしてスウィングにおける悩みの解決を実現させたいのならば、余計な幻想に囚われず、重量のしっかりあるヘッドと軟らかいシャフトの組み合わせを真剣に考えるべきだと思っています。

<余談コーナー>

 練習場に行っても 果てはプロのトーナメントを見てもあまり良いスウィング、クラブの取り扱い方に遭遇することが無い。特に日本のトーナメントは男女共に酷く「スターがいない」という事よりも本当のゴルフ、本当のゴルフスウィング、本当のショット を見せていない、まがい物を見せている訳で これでは同じスポーツをする人にはわかってしまうし魅力を感じないでしょう。

特にジュニア出身の人が出て来てから ブサイクなスウィングに磨きが掛かったような気がしてなりません。スウィングの最先端だったアメリカの女子のレベルもここへ来て急激に落ちたような気がするのです。

 そんなところである長い付き合いのお客様とスウィングの話題バトルになりました。その方はグランドシニアでかつて全日本パブリック選手権決勝に出場したこともあるベテランのゴルフファーです。その方曰く「スウィングを替えるには技術的に難しい。」 私は「技術的には何も難しくない。より易しい方法に替えるのだから…。」と問題なのは意識、要するに頭の中身だと。 スウィングの改造は駆け落ちに似ています。ん?

いままで培ってきた生活、家族、会社、仲間、地域、それを全て捨て去ってまったく新しい別な生活をする。 このことは技術的には全く難しくありません。まぁある意味、ソコソコの予算があれば今すぐにも出来るでしょう。しかし 住み慣れた家、住み慣れた夫婦、積み重ねた実績、名声、プライド、その他諸々のものを全て意識の中から焼却しなければなりません。自分の会社を築いた成功者には非常に辛い、キツイ日々になるでしょう。新しい生活が有る程度 軌道に乗るまでの間、ついつい昔を懐かしんでしまったり昔の仲間に金策や助けを借りてしまうかも知れません。その「駆け落ち」には技術は要らないのです。熱意とやる遂げる意志の強ささえあれば 経験や実績、年齢、体力など何も関係ないものです。

<得意な寄り道シリーズ  スライスについてのお話>
 スライスの出るメカニズムについて考えてみましょう。単純な仕組みでは 単純に二つの要素(もしくはこの二つの絡み)が考えられます。

1.インパクトライ角がマイナスになってしまっている事。

フェースの向き もしくは向きの一部ともいえるでしょう。実際にクラブを持ってやってみると分かりやすいかもしれません。単純にフェースを右に向けるだけでなく ライ角度を下げる トゥ側が低くなると フェースは右上を向いてしまいます。 フェースの向きは5度も変えるのは簡単では有りませんが フェースが2度右を向いて ライ角度が3度落ちてしまえば 合計で5度分フェースは右 しかも上を向いてしまいます。 ライ角度が人間の動きだけでなくシャフトのトゥダウンの現象によっても発生しますので フェースの向きの狂いよりは数段簡単にマイナスになってしまいます。

2. 正規のロフトになっていない事。

正規のロフト? ってなんでしょう?!  例えば5番アイアン28度のロフト これが正規なロフト? ですか?  

でも こんな経験はありませんか、 似たようなヘッドスピードの人がまったく同じクラブ(現物)を打っているのに違う高さ・弾道になる。 ゴルフクラブはアドレス時のロフトがその物のロフトではなく、インパクト時の姿勢や入ってくる軌道によっても異なります。 ではこの5番アイアンの本当のロフトはどうなるのでしょう? ゴルフスウィングは人それぞれ微妙に違いますが どちらしても ヘッドはやや上から入って来ます。飛行機の着陸のような角度でボールに進入してきます。これを入射角度と呼びますが 5度の入射角度で 28度(単純に地面に対し)をそのまま保ったまま進入してくると 果たしてボールにはロフト何度の影響力が与えられるのでしょうか?

28度+5度でしょうか? 28度‐5度でしょうか?

33度? 23度? (そんなにピッタリでは有りませんが)
 ボールは当たり前ですが 球体です。力が掛かれば 一番力の掛からない360度の

どこかの方向へ逃げようとします。ヘッドの入射角度がきつくなれば成る程 一番の逃げ口 ロフトという名の坂に逃げようとします。 ですから答えは約33度になってしまうという事です。 正規な「そのクラブのロフト」でインパクトするという事は 入射角度分=ロフトが立っている もしくは進入の入射角度に対するロフト というのが「その人」の「そのクラブ」の正規なロフトになる訳です。 

またゴルフクラブは構造上 ロフトを立てると入射がきつくなり ロフトを寝かすと入射が緩くなるようになっています。 何度の入射が良いかどうか というのは人それぞれです。 ともかく入射に対するロフトが多いと ボールはロフト方向に上に逃げようとしますので ボールがつかまらずに「こすってしまう」 スライスになってしまう。 でも実はこちらで出る右に曲がる球は「スライス」ではなく打ち損ねている事が多くで 度合いにもよりますがスライスを呼ぶに値し無い物が殆ど だという事も知っておいて下さい。

<弾道のメカニズム>

弾道は非常に複雑な要素で飛んでいき、上がり、落ち、止まる訳です。

まず 一般論で勘違いをされている部分を指摘していきます。

*空中をボールが飛ぶ場合 オーバースピン(順回転)はありえません。 ゴルフに限らず ボールは一番初め 回転の少ない状態で「勢い」で飛び出します。通常スキッドと呼びますが バスケットのシュートでも 野球のボールでもそうです。 そのスキッドの勢いが少なくなってくると回転をし始めます。この際 ボールにオーバースピンが掛かっていると 空気の抵抗により すぐさま地面に向かって落下・失速していきます。おもちゃのロケットを想像してみてください。 ロケットが火薬によって発射される、もしロケットに翼(スピン)があれば浮力が付き 火薬が燃え尽きても空中を漂いますが、翼が無ければその時点で落下し始めます。 推進力(初速)がたくさん有れば 翼の大きさは少なくても浮力は付きますが 推進力が低ければグライダーのように大きな翼(スピン)が必要だと言う事です。

*一般的はアマチュアでよく聞く「ウエッヂショットでスピンが利かない!」はスピンが少なくてスピンが利かないのではなく、スピンが多すぎて利かないのです。 スピンは単純に「ボールとヘッドの接触時間と接触面積」によって増えたり、減ったりします。 その中でも一番効果のあるものが「インパクトロフト」です。

 注・・・インパクトロフト=入射角度に対するロフト(入射角に対しての垂線との差)

このインパクトロフトは例えヘッドスピードがまったく同じでも各個人によってさまざまで 同じ人が打っても毎回異なる事すらあります。 ロフトが増えるとスピンは増える 確かにその通りなのですが 弾道には「時間」という物が存在し、単純に到達するスピン量が多ければ良いわけではありません。 ロフトが増える=スピンが増える がしかし 推進力・初速はロフトが多ければ多いほど低くなります。上記でも述べましたが推進力が少なくてスピンが多いと 早い段階でスピンが増えてしまうので 当然解けるのも早くなってしまいます。飛んでいる様を前半・後半に分けるとするならば 前半もしくは真ん中あたりでスピンが利いてしまい、落ちていくときは引力落下になってしまいます。スピンが利くか、利かないかは地面に触れた後の事を指す訳で ピ・ピット止まるプロのショットの方が到達する最高スピン量は少ないのですが 初速が速くスピンが解けないので 地面に触れてから「利く」弾道になるのです。 いうなれば ロフト60度のウエッヂショットは 「スピンは多いがスピンは利かない」 ということになるのです。 初速もスピンも人間の作り出すエネルギーにより作られる訳で自然発生するわけでは有りませんから 自分の作ったエネルギーを 推進力にするか スピンにするか どのような割合にするかは その人の作るロフトによって決定される訳です。

*ウエッヂで球の後がタテに擦れ、溝に球のカスが付いているのをスピンが利く と思っている。   はずれ! 確かにカスの付いている状況の方がスピン(回転)そのものは多いでしょう。 しかしインパクトロフトが多いから 球体がロフト面に対し 上に逃げた訳で 推進力は期待できませんから スピンは多いが利かないというパターンになってしまいます。 ヘッドスピードにもよりますが インパクトロフトが50度を超えてしまうと球体の上に逃げる動きは抑えられません。 自分のアイアンを見て打痕の付き方が ロフトが多くなるに従って タテに擦れたような傷になっている筈です。 ま それでも スピンを「利かせる」には 微妙な推進力をスピンの量との関係が自分なりに知っておく必要が有ります。

*ウエッヂの溝・素材・表面処理とスピンの関係。  笑えます。 

まず溝。 溝はタイヤの効果と同じで 殆どの場合 スピンを減らさない事に有効で 増やす役割は殆ど有りません。 確かに尖った角の溝は微妙に接触面積を無やしますが2〜5%程度で 確かに増える場合もありますが 上記で述べましたが 増えるということは初速をその分失います。 またもや スピンは増えるが利かなくなる訳です。

素材。 議論する要素がありません。 まったく効果なし。

表面処理。 ノーメッキとかガン・ブルーとか まったくスピンに対しての効果がありません。 ゴルフで行われる相方はゴム・プラスチック材質で出来たボールなのですから。

*フックボールはコントロールが難しい。 ハイ。 スライス回転のボールに比べれば その通りです。 何故ならば 物理的に弾道の変化は推進力・浮力との割合になります。単純に言えば 横回転のスピン(分子)/タテ回転のスピン(分母)となる訳で スライス回転の場合 総じてロフトの付いた状況で生まれやすく 分母の数字が大きくなりますからヨコ回転の細かな違いには鈍感になります。 フック回転の場合 ロフトの立った状況で生まれますので 分母が少ない数字になります。 分母が小さいと分子の少ない変化でも 弾道の変化に現れてしまいます。 例えて言えば 平均的にドライバーのスピン量は 3000〜3500回転、PWのスピン量は 8000〜10000回転、ドライバーでスライスやフックに悩んでいる同じ人は沢山いますが、PWでスライスやフックで悩む人をあまり聞いた事がありません、よね。

 

<硬さ選定の目安>
 単純に硬さを選定する目安は まあ勿論シャフトのタイプによって異なりますが 皆さんも女性用や柔らかいシャフトでテンプラを経験されたことがあると思います。そのときトップエッジやフェース面上部に打痕が残っていると思います。

 その打痕はトウ側に有りますか(ヘッドの先のほうに) 

それともヒール側に有りますか(シャフトに近い方に有りますか) 

答えはトウ側です。

物質には慣性が掛かると重量を一直線にする性質があります。正しい硬さの(ヘッドスピード等に応じた)シャフトであればシャフト直線の延長線上にヘッドの重心位置が自動的に来る筈なのです。ですから本来の硬さより柔らかければシャフトが更に垂れてトウ側上部のテンプラになってしまい 硬過ぎればシャフトはたわまず ヒール下部のトップ気味に入ることになる訳です。だから打痕の位置の上下を見ていれば おおまかですが硬さを選定する目安になる訳です。 補足になりますが ドライバーの場合 後からライ角調整が出来ませんから ドライバー自身が持っているライ角はフェース角より ボールを捕まえるには重要です。

<硬さとスライスの関係>

しなり戻るのがものすごく速いタイプのシャフトが数多く存在し スライスには非常に効果的です。スウィングのリズムや切り返しのタイミングによって個人差はありますが 決して本来自分のヘッドスピードで使うべき硬さ(フレックス)より 硬いものにはしないで下さい 必ずスライスは止まりますがそれでは後々スウィングに与える悪影響も大きくシャフトとして しなって・しなりもどる という本当の機能を否定してしまう事になりますので絶対にしないで下さい。 この選択をするショップの人間がいたら素人だと思って頂いて結構です。ただ硬くすればスライスは防げるではプロの知識ではないからです。

ご来店頂くのがまずは基本ですが 現在お使いのクラブもしくは以前に使っていたクラブからも大体の事は想像できるのですよ! だからご本人にお会いしなくても作れることも有るのです。メールください! 

 まずはご自分の現在お使いのクラブをお持ち頂きご来店頂きます。
現在お使いの全てのクラブの取れる限りのあらゆるデータを取ります。長さ・硬さ・重さ・ライ角・ロフト角・フェース角・重心位置・重心角・グリップの状態・打痕・擦り跡などなど その上で現在のゴルフの状況を伺います。練習頻度・コースの回数・飛距離・球筋・高さ・曲がり具合・スコア・苦手クラブ・新しいクラブに望む事など。  

まず第1段階として 個々の方が望まれる「ゴルフクラブへの要望」です。

*今までされてきたスウィングを出来るだけ変えず-要するに特別な努力をせず、距離や方向性など改善していきたいのか 

*自分も少しスウィングを改良したいと思っているのかに分かれます。

前者の場合はお使いのクラブの性格をある程度受け継ぎ、苦手部分(例えばボールが飛ばない・弾道が低い・スライスする・引っ掛かる等)をヘッドやシャフトの性格で変換する選択をします。この場合はかなり短期間の内に結果が出ます。後者の場合はご自分の望んでいるゴルフスタイルや弾道・スウィングに使うことによって自然と導かれるような選択をします。ゴルファーの結果を得るが為の自然治癒力を逆に利用するという方法です。但しこちらはその人の練習頻度等によっても異なりますが多少前者より時間が掛かります。


<大きな誤解シリーズ>クラブとスウィングの密接な関係。 何度も何度もしつこい程 話題になりますがクラブとスウィングは非常に密接な関係にあります。よく上手い といわれる人や自分を上手いと思い込んでいる人が 「ゴルフは腕だよ!」と口にしますが 実際にはそうではありません。

確かにどのクラブを選び 購入し 使うかも ゴルフの技術の一つですから それを含めて「腕だ!」言うのであればその通りだとは思いますが 個々のゴルフクラブの性質や個性はかなり色濃く その持ち主のクラブ扱い=スウィングに大きく影響を与えます。

クラブ=スウィングと完全なる同意語とは思いませんが上手にスウィングが出来ずに思い悩んでいる人のほぼ100%は 合っていないのではなくどんなに努力をしても「合うはずも無いクラブ」を持ち 誤った観念の元、ゴルフクラブを動かしているのです。例えば シャフトが走るのと 走らせるのでは 全く意味が異なります。 ほぼこれを読んでいる方は どんな努力をしても「絶対に走らない」シャフト、自発的に走らないクラブを使っています。 「走るシャフト」は走る邪魔さえしなければ 打ち手の走らせる努力は全く必要なく「走ります。」  走らないシャフトはどんな努力をしてもシャフトは自発的には動きません。ですから強制的にシャフトが走る擬似行為>>手を返すのです。手を返せば支点になるべきグリップエンドの部分を腕の動きにより先端(ヘッド)が追い抜きますので シャフトが本来走る方向=進行方向に動きます。

ですがこれはシャフトが走ったのではなく ヘッドが支点を追い抜いたに過ぎません。いかなるメーカーのクラブに装着されているシャフトを血の滲む努力をしても 絶対に本当の「走り」は体験できないのです。それほどメーカーはシャフトの性能や質をコストダウンという名の下に落としてきています。この原因になっているのが実はユーザーなのです。誰一人としてシャフトを選んでクラブを買う人がいませんのでメーカーのコスト削減の筆頭にシャフトが利用されてしまうのは必然といってよいでしょう。たまたま 良い結果の出たクラブの時だけ このシャフトが会っているなどと口にしているだけで 違うヘッドであればそうは言わなかったりするのです。

 またヘッドに関してもウッドとアイアンの相互間の関連 重量にしても重心距離や性格にしても 気にする人はほぼいないわけでバラバラのクラブを使っていない人などいないと断言出来ます。 

そうなればやっぱり腕前が大切で そのちょっとした「助け」をクラブに求めているだけなのです。人間は非常に高性能な優れた適応能力を持っていますので とりあえず誰が見ても不釣合い 例えば女性が7度のロフトのドライバーとかではない限り どんなクラブでも練習によって使えるようになるのです。その気が付かないうちに時間を掛けて 強制的にレッスンされてしまうクラブの力というか影響を全く考えていないのです。 ですから クラブを作る際にスウィングのことは棚に上げて考える 自分に合わせてクラブをセットする方法は悪い意味の影響を全く考えずに 今のクラブ扱いを認知した形でのクラブ選びになりますので 当然スウィングを変えずに 持ったその時から今まで以上に簡単にボールを打てるようにはなります。 通常 ハミングバードではこの選択を選びます。 もうひとつの方法 スウィングも少しずつ良くしてゆく
クラブの持っている影響力を逆手に取り 良い方向に洗脳されていく方法も当然非常に有効です。ただしこの方法を考える時の「大きな誤解」をする人がいます。だったらスウィングを変えてからのほうが今すぐクラブを買うより良いではないか と。しかしよく考えてみてください。例えば前述のようにどんなに邪魔をせずに 走る条件を整えても 始めから「自発的にシャフトの走らない」シャフトではシャフトの走らせ方を絶対に覚えない いか 覚えられないのです。 邪魔せず 条件を整えた時に「走るシャフト」だからこそ 覚えられるので どんなに時間と努力をしてもサイバースターやツアーステージのシャフトでは 一生涯「シャフトの走らせ方」を覚えることは不可能に近いのです。

自分の思っている事が 今現在 出来なくとも 出来た時に違いのある物を持っていないと 答えの無いナゾナゾになってしまうのです。

具体的に言えば 特に女の人のクラブ。 メーカーの女性用クラブはただ軽いだけでただ「振り易い」ように作ってあります。女性がクラブを買う時に持って軽ければ振り易いと信じているからです。ゴルフのクラブは棒の先の重さの付いた しかも全体の重量の60〜70%の重さが集中して先端のヘッドに付いています。この構造はどう考えても 物体として扱い易い ゴルフで言えば振り易い物ではないのです。しかしゴルフのクラブは例え非力な女性であっても 少ない力でボールを遠く飛ばす 言うなれば「打ち易い」構造になっていて 「振り易い」を優先させてはいません。

しかし メーカーはボールの打てる最低限まで先端・ヘッドの重量を落としています。重くすると売れないし 重い分強度のあるコストの掛かるシャフトを入れなければならないことは絶対にしません。軽くすれば 飛ばないけれど振り易いから売れ シャフトのコストも下げられます。どんな能書きが付いていてもクラブメーカーの女性用のクラブは本来の「ゴルフクラブ」とは呼べず 粗悪な悪いスウィング養成機と化してしまっているのです。

非力な女性では当然ゴルフクラブを速く動かすことが出来ませんので 振れる限りは先端部が重いほうが 絶対に距離が稼げるのです。その上で「走るシャフト」が付いていれば (メーカーのそれには絶対に装着されていませんし今後装着されるクラブが発売される可能性はゼロより低いでしょう) そのヘッド重さの負担を女性の非力さでもインパクトに持っていける手伝いをしてくれるわけですから決してヘッド重量がスウィングの負担になることはありません。 しかしそういう機能のクラブを持っていない限り 絶対にその感覚やクラブの使い方は身に付かないのです。ヘッド重量の無い 撓り戻りの力の無いシャフトで 遠くに飛ばす為に 本来不必要な「腰を回せ」だとか「手を返せ」なんて無駄な動きを覚えなくてはならなくなるわけで そんなクラブを少ないながらも自分の腕力や筋力を使って速く動かせなければ ただの飛ばないゴルファーで終わってしまうのです。ですから スウィングを作っていくうえでも 先ずクラブありき というのがセオリーなのです。確かに変えてしばらくは以前とのクラブの差が大きく 基本的には重く感じるわけですから振りにくいかもしれませんが 一旦シャフトが走ることを覚えれば 今までも半分程度の力で見たことも無いような距離が打てるようになるのは間違いありません。またヘッド重量がある為 スウィング中にヘッドが何処に存在し どんな姿勢なのかも分かり易く 自分のスウング修正にも役に立つわけです。

 一般的に考え 普通に働いてゴルフを楽しんでいる人にとって週に一回の練習 一月に一度のゴルフで修行して上手くなりましょう といっても現実的にはかなり時間的な制約が多く難しいのが本当のところだと思います。

自分に合わせたクラブを選んでもシャフトの質や性能は明らかにメーカーのそれとは異なり シャフトは走りますし ウッドとアイアン等の相互関係も当然考えて選びますので クラブによる悪い影響は非常に少ないと思います。気が付かないうちに いつの間にかシャフトを走らせて打つようになりますし クラブフェースをこねて使う必要が殆ど無いのでローテーションの少ないダイエットされたスウィングを少しずつですが身に付けていくことになります。どちらかと言えば すぐ答えの出るクラブを選ぶほうが多岐に渡り楽しめ おぼろげながら考えているスウィングの改善にもつながると確信しています。

我々がメーカー程度の質・性能のクラブを作っていては商売として成り立ちませんし 正直シャフトマニアとしての自分にも納得がいきません。本当に 大きくメーカーのシャフトとスポーツタイプのアフターマーケットシャフトとでは差がありすぎ 同じゴルフクラブに使っている物とは思えないほどですから… シャフトの動きが違うではなく メーカーのシャフトには動きそのものがまったく無く こんな物でどうやって正しいゴルフクラブの動かし方を覚えるのだろうと思ってしまう程です。

    話を元に戻します!


 次に体力応じて 重量を選択します。ゴルフクラブの場合 総じてシャフトの重量によってクラブの重量が左右してしましますのでシャフトの重量を選択すると言っても過言では有りません。

使うクラブの長さによっても異なりますがドライバーで言えば通常 40グラム〜90グラムと大きく差が有ります。スイングのタイプによっても異なりますが重過ぎればラウンド中に体力が持ちませんし、軽すぎると安定性が欠きます。体力は急に増えたり減ったりしませんから その人その人の適正を選ぶ事が非常に重要です。またドライバーだけ、アイアンだけ、フェアウエイウッドだけを選ぶ場合は全体のバランスも頭の中に入れて置かねばなりません。流行っているからと言ってドライバーと不釣合いのアイアンを選ぶ方が非常に増えています。

 第3段階では 以上から絞られたシャフトを、実際にボールを打って頂きタイミングの合う・タイミング、リズムの取り易い物を選んで頂きます。シャフトは大別すると根元の緩い物と締まっている物に分かれます。その両者では切り返しの取り易さが人によって異なります。今まで使ってきたクラブやゴルフを覚えたクラブによって千差万別。これには特別に法則はありません。まあ長年やっているとほぼ分かるのですが… 更にシャフト固有のリズム感・波長を調べていきます。

この際注意してもらうことは一つのクラブで球数を打ち過ぎない事。人間はセンサーを使ってそのシャフト・クラブのタイミングを有る程度感知することが出来るので打っているうちに自然とタイミングが取れてきてしまうからです。少ない球数の中で 自然に滑らかに体が動く物を選ぶ事。 なんて言っても大半方はピンと来ないと思いますが見ていればはっきりと違いが出るのです。ビデオで録画すれば自分でも確認することが可能です。またヘッドスピード計等を使うと同じヘッドスピードが続けて出せる物がよいですね。それだけ自分のリズム感とシャフトのリズム感が同じ、もしくは似ていてリピートし易いということです。

そこまで選んだ時点でドライバーだけ、アイアンだけ、フェアウエイウッドだけを求められる方は食い合わせ、本当の打ち合わせをしなければなりません。コースと同じように一球ごとにクラブを替え タイミングに大きな違いが無いか 身をもってチェックしなければなりません。特にナイスショットを打った跡ではその打ったクラブのリズム感が余韻として残ります、いやナイスショットですから当然残そうとします。でその次に打つクラブが全く違う物ではナイススウイングがミスショットを招いてしまします。試打会ではよかったのに買って自分のバッグに入れてみると「思ったより良くない」 この現象は以上のことより発生するわけです。友達のドライバーを借りて 上手く打つのに4,5球掛かった経験は誰にでもある筈です。それは各人が自分の持っている/使っているクラブを上手く打つ固有のコツ?とかタイミングを持っていて 違うクラブを打つのには多少アレンジというか修正が必要と言う事です。 しかし自分のバッグの中にあるクラブ同士でそれがあっては困りますよね、実際は殆どの人がそうなのですが。

 第4段階としてヘッドを選びます。これもドライバーだけ、アイアンだけ、フェアウエイウッドだけを選ぶ場合は残りの物との相性を崩さない範囲の中で選びます。

ヘッドがスウィングに大きく影響を与えるのは重量と重心距離です。(大まかに言えば ですが)シャフトほどスウィングに影響を与えません。どちらかといえば弾道/球筋に対する影響が大きいのです。シャフトとは全く反対です。重心距離に関してかなりしつこく繰り返しますが他のクラブとのセッティングで気にしなければならない部分です。ドライバーの方が1−3ミリ程度アイアンのそれより短めの方が全体としてのバランスが良いですね! 絶対に 決してドライバーとアイアンの重心距離を逆転させないで下さい。 

また8ミリ以上離れた状態も時間をかけて貴方を迷路へと誘います。

クラブの長さとも関係が有りますが 全体的に重心距離が短いとシャープなスウィングを要求します。ご自身でフェース面をコントロールして球筋を打ち分けたい人には適しています。また重心距離の長いタイプの物よりヘッドの回転がシャープでスライスに困っている人にも利点があります。

長いタイプの物は球筋を打ち分けるのには適していませんが総じて弾道/方向の安定度は高くなります。また組み合わせるシャフトからも距離が出易く、上がり易いのも大きな特徴です。つかまり・上がり具合・距離・方向性を総合的に判断してクラブヘッドのデータとにらめっこすることになるでしょう。

 第5段階ではクラブの長さ・グリップ・ライ角・ロフト角等を決めていきます。グリップを選ぶ場合 手の質感によっても異なりますが重量に関しては重いヘッド・重いシャフトを選んでいる場合、全体のバランスを考えましょう。

 選ぶ段階では第5段階は特に重要では有りません。出来上がった物はその方のたたき台になります。オーダーメイドのゴルフクラブはここからがオーダーメイドなのです。お持ち帰り頂き 慣らしが終わり 練習・コース等でお使い頂いた後 いったんお店にお持ち頂き クラブについた打痕・傷跡・結果等を伺いながら 再度調整を致します。当然無料です。人によってはもう少し時間をかけて慣れてもらう場合もあります。はじめの段階でクラブによってスウィングやリズム感を自然治癒する方法を選んだ人の多くがそうです。但し直ぐに結果をお望みの方には最高許容範囲の中でヘッドもしくはシャフトを全部取り替えるケースもあります。勿論これも費用は掛かりません。ご本人・クラブ・フィッター(私)が3人4脚で使われる方にとって最良のクラブを「創り上げる」わけです。

 悩みの有るお客様の傾向は まずその人のヘッドスピードや加速力では適正にしなりの無い物を使い過ぎる傾向にあります。要するに硬すぎる物。適正にしなれば物体の法則でシャフトの延長戦上に重心の位置が垂れてきます。

突っ込むスウィングの悪癖も解消し易くなるはずです。またアイアンの顔を気にする人がキャビテイ部の飾りが気になる! フェース面が顔でキャビテイ部分は裏側です。メーカーは少なからず売れないようにクラブを作ることは有りませんからキャビテイ部分には神経を使っていますから綺麗に見えるのは当然です。ここへきてクラブの性能はかなり行き詰まっていますから見た目と性能が必ずしも一致するとは限りません。



 <スピーダー試打レポート>

  新しいシャフトなんですが フジクラから発売されたシャフト[トライアックス]シリーズについてですが このシリーズは少し奥深いです。シャフトの使い方を間違っている人にはあまり感銘を受けるとは思いませんが。
今までシャフトに相反する二つの命題を求めていた人にはかなりの回答になるのではと思います。切り返しの重量感・テンポ感とインパクト前後のシャフトの走り感を唯一両立出来るのではと思います。従来のシャフトではスウイングテンポを掴む為 切り返し感をシャフトに求めると柔らかすぎたり遅すぎたりして インパクト時にシャフトが走りません。 インパクト時の走りを求めると今度は切り返しが消えてしまいますが このシャフトなかの一本がそれを解決できます。ただしダウンスウイングでシャフトを撓り戻せることが条件にはなりますが。

一度お試しください。 以下 個人的感想ですのであくまでも参考に

 
<SPD351> 撓り量-3 スピード-2 面白度-4

調軽量ですが 軽量シャフトにありがちなピンピンした感じは少ないと思います。質感は高くしっとりした感じも持っていますが基本的には非常に軽く、撓りはありますが感じられないに等しいと思います。 使うであろう人にとってはかなり剛性も高く 硬めに感じるのは無いでしょうか? 少し柔らかめのセッティングのほうが良いと思います。

<BSPD468> 撓り量-5 スピ‐ド-5 面白度-5

ある意味スピーダーの特性を一番持っていると思います。振動数では非常に低く出ますが 本当に遅れ難いシャフトですので「こりゃ やっこい」位の方が効果を発揮します。シャフトが自分ですべてをこなす超ハイ機能な個性的シャフトです。この流れは SPD857につながると思います。

<SPD557>  撓り量-3 スピード-3 面白度-4

スピーダーのなかではおっとりしたタイプで 中撓り 中速といったところではないでしょうか? 非常に万人向けで使い難さも振り難さも殆どなく入門編としては最高のスピーダーではないでしょうか? もしこのシャフトがメーカーの純正に装着されたら 爆発的にヒットするほど癖が無く 結果伴う逸品だと思います。

<SPD569>  撓り量-1 スピード-1 面白度-0.5

性格的には非常におとなしく、スピーダーでは無いと言っても気づく人は少ないと思います。三菱やマミヤのロゴが付いていても驚くことは無いと思います。スピーダーの特性をかなり薄めてありますので万人向けするのは確かです。スピードが速い というよりは

ただ撓らないだけ、といった印象が強く シャフトのうまく使えない人向けではないでしょうか? 小撓り 低速タイプといったところ 特に根元がまったく撓りませんので 実際より硬く感じやすいシャフトで これをSフレックスで使う人のスウィングが想像できます。

<SPD553>  撓り量-3 スピード-4 面白度-3

撓りもあり スピードのある この2年の新製品の中では珍しく スピーダーらしいとは思いますが 例外に漏れず 一般的なフレックスで装着してしまっては まったく意味を成しません。 このシャフトに興味のなる方は Aフレックスをまず体験してみて下さい。この重量を必要な方だと十分 Aフレックスで満足 満足以上だと思います。

<SPD573>  撓り量-2 スピード-2 面白度-3

可も無く 不可もなく といったところ。 SPD557にある程度近く使い易いとは思います。すごく距離の出そうな感じというよりは安定している感じ?

<SPD661>  撓り量-4 スピード-5 面白度-5

カタログにかいてある通りシャフトの戻るスピード感は強烈に速いと思います。切り替えし感がはっきりと感じられますので硬めの設定を選ぶとこのシャフトの個性は捕らえ難いと思います。Rシャフトでもかなり戻りますので(遅れません)ヘッドスピード47位まではもしかしたらRの先端カットで使ったほうで十分と思います。振り応えはそこそこ重量感を感じさせますので軽い振り応えが好きな人にはお薦めできません。重心距離等 割とヘッドを選びませんがやや長めの重心距離37ミリ〜38ミリ位との相性がよいでしょう。 切り替えしからのスピードの掛かり出しが早い(時期が早い)のでスウィングリズムとの相性が合うと最高のシャフトと言えるかもしれません。

<SPD660TR>  撓り量-0 スピード-1 面白度-5

何ゆえこのシャフトなのか意味不明です。ロゴがプロの使う「ガラガラ」の下品なことも輪をかけて SPD661と同じ内容なのに660と661ではフレックスの表示がずれている?何故?フジクラのデザインセンスの無さは今に始まったことではありませんが この自社ロゴをルイヴィトン見たいにするのは「かっこいい」の? SPD660のS-フレックスは661の「X」なのです。もともと速いシャフトの「X」を誰が使うの?日本ではフジクラのツアーロゴを使う選手はみんな「グロテスク」なシャフトというかクラブ扱いのスウィングばかりですからシャフトの性能じゃ無くてハニカム繊維の強度が良いだけでしょ。シャフトの個性じゃなくて強度が必要だから平気で「X」が使えるのです。正しく使ったら660TRの「S」 隠れ「X」は棒より酷いよ。

<SPD657 Boron>  撓り量-2  スピード-3 面白度-3

今では廃盤になってしまいましたが 初期の頃のスピーダーです。手元のしっかりしたタイプで 叩けるタイプでした。 現在発売されている SPD569や652により質感が高くて良いような気がしますが…

<SPEEDER>

いわゆる元祖スピーダーです。旧名称はフライラン-LP。 発売は9年前だったと思います。 始め 味の出し方が分からず苦労しましたが ショッキングだった事を覚えています。 重量は64gとやや重量級でしたが この手元の動き 切り替えし感とスピードはBSPD468・SPD661.SPD857にのみ受け継がれています。

<SPD671>  撓り量-2 スピード-2 面白度-1

569.757.手元の締まったタイプのスピーダーの中では一番まし?では無いかと思います。撓り・動きは少なめですがボールに対する「押し」感は高く 走るのは微妙に体感できると思います。  価格がちょっと高すぎ!いい気になるなよ! フジクラと思います。

<SPD652>  撓り量-2 スピード-1 面白度-1

近年のスピーダーの中で一番の面白みに欠けるのでは無いかと思います。名前を巣ピーダーにさえすれば 売れる! という見本のような一本です。

<SPD693>  撓り量-3 スピード-2 面白度-2

確かに手元は緩みますが 重量の割にはスピードに伴う迫力はありません。非常にコメントし辛いシャフトです。

<SPD757>  撓り量-1 スピード-1 面白度-1

いま巷では流行っていますが イマイチ スピーダーらしさは感じられません。全体的にシャフトの動きが少なく シャフトの撓り幅がショートレンジに感じます。それを考えると復元スピードはあまり速くありません。ただし過激な動きが少ないので安全なシャフトという感じはします。球離れが非常に早く左には行きにくいとは思いますが…

<SPD761>  撓り量-3  スピード-3 面白度-2

迫力のあるシャフトの動き&撓るけど走る王様はSPD857ですが、流石に価格と重さが辛いという方には妥協案としてはよいかも知れません。面白度優先ならSPD661 実戦向け優先なら761といったところですかね。

<SPD869>  撓り量-2 スピード-4 面白度-3

569や757に似ていますが重量感は有り 661と同じスピードでもかなり迫力が有ります。マイルドなスピードですが661のそれよりかなり速いと思います。重量感を好む人にはオススメです。セッティング次第ではモンスターになる可能性は有ります。重量感は有りますが一旦シャフトが走り出すとその重量感は消えてしまいます。ただ手元はかなり締まっていますので棒に感じてしまう人も少なくないと思います。

<SPD857>  撓り量-4 スピード-5 面白度‐測定不能

−このシャフトはモンスターと言って良いでしょう。この迫力・スピード感は他のどのシャフトにも見られない独特の物でこのシャフトを打ってしまうと他のどのシャフトを打っても「おもちゃ」になってしまう程です。シャフト使いを知りたい人にはものすごく良い先生になってくれると思います。あまたにシャフトがありますが価格・重量を無視すれば 史上最高・最強のシャフトだと思います。

<SPD952>  撓り量-4  スピード-3 面白度-3

ウルトラヘビー級の重量ですが 振った感じは強烈では有りません。 どちらかというとしっとりとしている滑らかなシャフトで3軸繊維はこの質量の負担を取り除くのに役立っているといったところでしょうか?

<SPD507>  撓り量-5 スピ-ド-4 面白度-5

軽量ではありますが「ものすごく走る」シャフトです。BSPD468ウッドとの併用が効果的です。

<BSPD519> 撓り量-4 スピード-3 面白度-3

名前の割にはしっかりした「アイアンシャフト」らしさをもっています。使いやすいシャフトですので打つ人をあまり選びませんがBSD508は論外としても決して硬めのフレックスを選ばないことが絶対条件です。

<SPD717>  撓り量-3 スピード-3 面白度-3

BSPD519に似ていますがアイアンらしく少し「しっとり」しています。走りは非常にマイルドで柔らかめです。SPD569の柔らかめとの相性が良いでしょう。

<SPD707>  撓り量-4 スピード-4 面白度-4

軽いヘッド過重だとこれスピーダー?と言うシャフト。かなり過重を掛けないとシャフトが撓りません。SPD757の性格ですが重量的には噛みあいません。重量をしっかりか掛けてかなり番手を下げた低い振動数で作ると・・・・。

<SPD801>  撓り量-4  スピード-5 面白度-5

通常のアイアン用シャフトの中では超重量級と言ってよいのですが 決して振り応えは重くありません。スチィ―ルでも無い、今までのグラファイトでもない独特の物です。これもオススメです。SPD661・761・857との組合せでお使い下さい。
 

<SLEルールに物申す>

確かに同条件で反発係数が高いと飛距離は長くなります。ただその反発係数による距離の差異はある意味微小で250ヤードに対して5ヤード程度全体の2〜3%に過ぎません。しかもその反発係数の値が作用しているのかその他の要因なのかは確証があるわけでは有りません。 そもそも反発係数の変化は当然ですが単独では起こらず ヘッド重量や慣性モーメント、ヘッド体積等さまざまな変化が伴います。ある意味風評被害のような気がしてしたのです。

ところが実際に施行された状態で各メーカーやユーザーの動向を注意していてある確信を得ました。 私個人の感想というか 実感なのですが 世の中 特にこの10〜15年で国や企業が規制をする場合、モラルやマナー、ルールに問題があるから規制するケースは少ないような気がするのです。 「ゆとり教育」の名の元に販売している教科書はまるで図鑑のようにフルカラーに変わりました。カラーに替わり 絵や写真がたくさんあることが子供の教育に良いのではなく 教科書のコストが高くなったことによって 規制を掛ける人の方に利益があるから規制した と見るのは穿った考え方でしょうか? 駐車違反を民間に委託するのは別なところにメリットがあるからではないでしょうか?

SLEルールの是非を問うつもりは有りません。どの世界にもどのスポーツにもルールが有り、それは携わる人にとって公平に掛かるわけですから ある意味いたし方がないと考えています。 ただ今回のこのルールは「妙にきな臭い」のです。新しいドライバーを申請する場合 各ロフト4個ずつR&Aに提出します。それぞれのロフトは違う機種として見られますので 場合によっては同じ機種の「あるロフトだけ不適合」になる可能性も少なくありません。反発係数の測定器は非常に高価でゴルフ協会や用品協会が販売しています。それ自体は仕方の無いことですが その高額な機械を中小のヘッドメーカーが買えるとは思えません。新商品のカタログを作るにもルールの判定を待たなければならず 主導権はR&Aやゴルフ協会の方にあり 中小メーカーはそれに依存せざるをえないのが現状です。 多分ですが 規制を判別する団体は大手メーカーから出向した人たちにより構成されているケースが多く、中小の企業秘密や戦略は発売前に漏れてしまうでしょう。 2006年殆どのパーツメーカーから本当の新しい企画のドライバーは発売されていません。去年のモデルのルール適合版ばかりで 色々な意味で出すに出せない状況なのだと思われます。パーツメーカーの中で新興 まるでタレントのようにTVに顔を出す社長のいる某社だけが積極的にニューモデルを出しているのもより一層きな臭さを感じてしまいます。 やっぱり全ては「今」の金儲けだけなのでしょうか? 規制そのものはどちらでもいいのですが 規制をした意図が先々この業界を「緩やかなる自殺」の道を加速させてしまうのではないでしょうか?