2007年も終わりに近づきあります。

経済白書ではゴルフ人口は900万人を切ってしまったそうです。最盛期には2000万人の人が楽しんでいたと言うのに…。

あるゴルフ雑誌にも掲載しましたが
ハミングバードスポーツが現在のような考えを持った推移を少し説明します。  この私が通ってきた道のりは必ず読んでいる方にも共感出来る筈ですし役に立つ筈です。    お店は今から15年位前にオープンしました。その前の業務がレッドベターの練習器具の総代理店を中心にゴルフ用品の通販をしていました。

テレビや雑誌を使い大々的に販売していたので 想像以上に売り上げがあった為馬鹿(若気)げの至りで遊び呆けていました。それが災いし莫大な借金を作り返済の為日銭が必要になります。とりあえずそれまでに培ったコネを使い 当時まだメジャーになっていなかった並行輸入の安売り(ジープさんみたいな奴)を始めたのです。  それも直ぐに資金が付き在庫を持たなくて良いオーダーショップに至りました。  クラブの組み立ては出来ますが 何を売って好いのか分かりませんからとりあえず「新発売の物」「雑誌等で人気のある物」「噂になっている物」を売り始めます。

当時はヘッドで言うとツアーチャンプ、シャフトで言うとターボテックの終わりの頃でした。 テーラーメイドのバブルシャフトやビックバーサの頃でドライバーヘッドはチタンヘッドへの移行期でした。  チューンの腕やアイディアに自信があるわけではありませんから出来るだけ安いコピーセットを大量に売ることやリシャフト/リグリップを中心に営業を苦しいながらも展開していました。

現在横行しているチューニングショップ程度の技術や知識はありましたが今振り返ってみるとまるで「素人」いやそれで商売しているわけですから「素人以下」と言っても過言ではないでしょう。  サンドウエッヂのバンスの削り、ウエッヂの溝、クラブヘッドの指し方、指す方向、今思えば恥ずかしいようなことを平気で「チューニング」と言っていたのですから。  シャフトの選択も概ねお客様の言う通り、硬いフレックスを指すことに何となく優越感を感じていたりして…、恥ずかしい限りです。

お店をオープンし1〜2年が経ち経営も軌道に乗り始めた頃リシャフトしたり、アイアンを作ったりしたお客様があまり定着せず仲良くなった人ですら 直ぐに他店で買い換えたりするのに疑問を感じ始めます。  『オーダーメイドなんだから長く使える筈』だし ましてその人用に使った「筈」の物を直ぐに買い換えたり 全く主旨の違う物には替えたり出来ない筈じゃないのか?と。  わざわざリシャフトしたのに1年もせずに買い換えるのは何故?と。  リシャフトってどんな効果があったの? シャフトの役割って何?  何人かの人に聞いてみました。  「良くなかったの?」  「いや、そうではない。」  「飛ばなかったの?」  「リシャフトする前よりは飛ぶようになった!」  「では何故リシャフトを体験したのにわざわざメーカーオリジナルに変えたの?」  「リシャフトってもっと劇的に変わると思っていたのに大きな変化は感じなかったから。」  衝撃的でした。  

リシャフトと言ってもフジクラ、三菱、マミヤ、グラファイトデザイン等名前だけは知られているブランド品を使っていたから決して単価も安くありません。  当時は安売りの始まりの時代でしたからリシャフトの値段でドライバーが買えてしまいます。  なのに変化が感じられない?!  前回のリシャフトのときは××メーカーのRフレックスを入れていたのに今度はメーカー純正のSフレックス…。 フレックスって何なんだ?  リシャフトした人のその後の反応を見ても 飛ぶようになった、良くなった、けれど金額分の感動と言うか変化はあまり感じられず  使用事後の感想も何となく例外なく無機質な感じでした。     作っている本人にもゴルフクラブやスウィングの矛盾や謎は沢山ありました。  シャフトのトルクって何の為にあるの?  トゥダウンはいけない事なの? そう思われている…。  重心距離は長いとスライスし易いの? 開くから?  アップライトなクラブは本当にスライスし難いの?  ドライバーは短い方が打ち易いの?  サンドウエッヂはバンスが少ない方が易しいの?     ・・・・・・最後に解説します。  

ゴルフって道具ではなく腕?  売り上げは伸びているけれど疑問は増すばかり、お客様の人数が増えるに付けスウィングに関する質問も増えてきます。  やっぱりゴルフは腕なのか? 上手ならどれでも打てるのか?  下手につける薬はないのか? と。    今では全て解決(解明)していますが その当時は多分お客様が持っている疑問や矛盾と全く同じ物をもっていました。そんな時期に三菱の「ケンズチャンプ」というシャフトと知り合いました。このシャフトは全部で13種類の硬さが用意されていて価格的にはやや高額なのですが何故か作成意欲をそそられました。 

Xフレックスから始め 徐々に硬さを落として行きました。 1ヶ月程度掛け男女合わせ延べで30人近いかなり年齢も含め多様な人にテストして貰いました。  その際 打つ本人にはシャフトの硬さは伏せて打って貰いました。  下のフレックスに成る程 結果も出て 感想も具体的になってきます。  硬いフレックスほど感想は社交辞令程度 正直にはウンでもなければスンでもないといった印象でした。  レディースの上のフレックスまでテストしましたが ヘッドスピード、ハンディ、ゴルフの経験、距離に関係なく 全て一番下のフレックスが距離も振った感じもベストといった感じでした。   

幾つかのコーステストも経て実際にお客様への販売を始めます。  その頃のお店には試打スペースもなく 本人使用のクラブや年齢から推測してのシャフト選定ですが 本人には内緒で出来るだけ下のフレックスから選んで装着します。 平均的にはAフレックス主体でした。  するとどうでしょう。 ドライバーのリシャフトによって平均的な距離の人がドラコンを選ばれるほどになり 殆どのお客様がフェアウェイウッドにも装着したいと変化が始まりました。 多くのお客様がシャフトタイミングの微妙な差にも気がつくようになり クラブでの数値管理が絶対条件になってきます。  ドライバーだけでなく 他のウッドやアイアンとの相互関係にも気を使わなければならなく成ります。   

今までウッドとアイアンのタイミングや相互の相性など誰も問題にしなかったのに何故こんな変化が生じたのでしょうか?  それによって私も勉強させられ、クラブに対する概念も鍛えられました。  ケンズチャンプのAフレックス 45インチ 197g 振動数242cpmとはどのアイアンシャフトをどのように組み合わせると良いのか何故スチールシャフト用のアイアンヘッドは重量が軽く、どのような組み方や手法を使ってもウッドと「合わない」のか、考えさせられました。  理由は割愛しますがウッド+グラファイト、アイアン+スチール は全く互換性を持ちません。どのような組み合わせにしてもどうにもならずどぎつく言えば その組み合わせで平気にゴルフが出来る人にとってゴルフクラブは自分の手や足で打つと痛いから代わりに使っているだけでその性能や機能を使える筈もクラブやシャフトによる違いも感じることが出来ません。  ただ飛んでいく球や距離で計るしかなく 人間の感性というスウィッチが入っていたら相互に使える筈がないのです。    ・・・・・・別な項でも記載しましたが疑問に思う方はメール下さい。 

 そんなこんなでシャフトの硬さの推移がこんなにも私自身を鍛えるとは思ってみませんでした。 ○○ウッドシャフトと△△アイアンシャフトそのアイアンの番手間の振動数ピッチや重量変化、ウッドとアイアンの重心距離による相互関係や重心距離そのものが与えるシャフトやクラブへの影響を雑誌や風評被害にあまり影響されず 自分自身と色々なテスターによって自分の手や目や「耳」で体験していきました。   …耳はゴルフにおける最高のセンサーなのです。    その中にもシャフトの硬い方が結果の出る人に幾つかの傾向が見られてきたのです。  少々イヤミも込めて書いてみます。この手の人達への天邪鬼精神が答えを導き出したといっても過言ではないでしょう。

  先ず 硬いシャフトを選ぶ方の傾向は  大きなヘッドを好みません。  長いシャフトを嫌います。  ウエッヂもバンスが大きいのを嫌います。  あまりフェアウェイウッドを好きではない。  弾道がロフトに関係なく高い事が多い。  またスウィングにも一定の共通項を見つけられます。  今ではハッキリと理由も原因も分かるのですが 当時はまだおぼろげでした。  アドレスのボールの置き位置が中め、である。  ドライバーのティーアップは低め、である。  目隠しでフレックスの違う/同じシャフト(機種)を打たせるとフレックスと逆の感想を言ってきたりします。  (本人は知らないのですが) Sの方がRよりも柔らかい!と。

  で 総じてその人達は競技志向で ローハンディの人達、当然経験も練習量も豊富ですから どのようにヘッドを入れようとしているのか説明を請うと共通してインサイドからロフトを開いて入れてくると口を揃えます。  スウィングもややフラット目な人が多く 弾道は「ドロー」とまるで計ったように異口同音。見た目にはただの引っかけなのですが 勿論お客様候補ですから黙っていました。シャフトは柔らかいと曲がると言うし トルクは低い方が良い と 言うのですが天邪鬼な私としては「その手の人達」から言われると余計信じられません。 本当に自分で試したのだろうか?と。  その入れ方で既存のクラブロフトに意味があるのだろうか?と。  9度ロフトのドライバーを直前まで30度近くに増やして 直前で9度に出来るのだろうか  毎回似たようなロフトで打てるのだろうか? と。  ハンディも低く、経験豊富な人ではあるが この方法は練習量を維持できる事が絶対条件なのではないか とも感じました。 

「ドライバーヘッドは大きい方が易しい、でも俺は大きいのは好まない。」  「バンスは少ない方が使いやすい。」……では何故バンスって存在するのか?    硬いシャフトのアイアンを使っている人のアイアンの傷を見るとソールにつく傷とフェースのつく傷の位置がかなりずれている。  ソールにはヒール側に傷、フェースの打痕はトゥ側、(もしくはその反対)フェースに付く打痕も熊の爪あとのような縦にこすった跡でボールのディンプル模様などは全くなく、打痕自身もスコアライン3本目から始まったりと もっと上だったりと 意味不明な部分が多い。  ボールを地面から打つのに 打痕のその下の空白の部分は何だろう?  アイアンは名前の通り金属で ボールは色々あっても所詮ゴムなのにボールってインパクトで潰れないのかなぁ と。  言葉では『ボールを潰せ』って耳慣れた言葉なのに この打痕からは想像がつかない。  やや話が横道に逸れていますが そんな状況のアイアンですらシャフトの硬さを変えてくると変化が見られるようになってきます。  徐々に柔らかくしていくとフェースにボールの形の打痕が見つかるようになってきます。  当たる位置の高さの変化は直ぐには起こりませんが ボールにディンプルの打痕が目立ち始めると打痕ですら下がってきます。  硬さが落ちてくると ソールの傷の位置とフェース面の傷の位置にずれが少なくなってきます。 こうなってくるとライ角調整は劇的な意味を持ち始めます。    

都市伝説のようなものでシャフトは柔らかいとスライスする と私自身も思っていたのですが ある柔らかさを境に「それは嘘だ!」と気付くようになります。  概ね同じ仕様のドライバーの振動数(同じシャフト/同じ打ち手)で実験すると硬くしていくごとに打ち出しの弾道が高くなります。やや先入観念も入っているのですが遠くからの様子ではランも少なくなり、風の影響も受け易く見えます。  徐々に弾道が途中で上昇するようになり、更に硬くしていくとポッコンポッテンの弾道になりやがて届かなくなり トップ気味引っかけを連発するようになります。  何ヶ月にも渡り 時間を掛けて レッスンプロも含めテストしました。  出る結果は限りなくイコールに近く あまり例外はなかったと記憶しています。  (結果について 主観は出来るだけ除いています)  またそれらのクラブを販売し 久し振りにその方のスウィングを見ると以前と大分印象が違っているのです。 先ず明らかにボールの位置が左にずれ始めています。以前は真ん中よりも右で打っていた人が2ヶ月ほどで左足かかと近くまで ボールにすると3個近く左にずれ始めている。スウィングは主観がかなり入ってしまう(よくなってくれとの願望)が何となく強振しなくなってきている気がしました。  しかもそれが一人や二人ではなく10人、20人とそう感じられる?!   今でこそ理由は解明出来ますが 当時は魔法に近かった印象です。  確信を持ってやっていたわけではなく 商売上なし崩し的にそうなっていったと言うのが正直な感想でした。それが8〜9年前だったと思います。  客層も変わり始め 始めは競技志向の若い人中心でしたが年齢層が上がり始めます。  HPもその頃始めたと記憶しています。  コピー品の大量販売から一つ一つのクラブへの細かいセッティング、数字の煮詰めに  変わり始め 生産量も減り始めますが 単価は上がっていきます。   

 話は変わりますが ゴルフクラブの単価について正直な意見を述べましょう。  かなり手前味噌の話で鼻につくかも知れません。 鼻をつまんで読むか読まずに飛ばしていただいても良いかな? と思います。  微妙にお店の宣伝も入っていますがたまには良いかなとも思っています。  私はハミングバードスポーツで販売しているゴルフクラブの販売価格は正直「安い」と思っています。  安すぎるとは言いませんが 問屋さんを通したり お客様を通したり ネットや雑誌を通してみる 同業種の人のやっていることは自分の10年以上前の姿と何ら変わりありません。   私とは理論的に噛み合わなくとも自分の実験や経験で販売方法や理念を持っているお店を見かけることは非常に稀で本当に探すことは難しいと思います。  かなりの割合で他人の経験 風評や新発売度で販売品を選んでいて一言で言えば「物質」だけ売っているお店が殆どです。  ノウハウや確固たる信念を持って営業していると言うよりもただオーナーや店長が「ゴルフが好きだから」という匂いしか感じられません。  「お宅でなければ手に入らないたっぷり店長の講釈付のクラブ」なんて手に入れるのはかなり奇跡に近いということです。  最近は無店舗販売も多いと聞きます。 私は趣味で熱帯魚をかなり気合入れて飼っていますが自分の通っている熱帯魚専門店の店長は  『ノウハウだけ聞いて物は量販店、生体はネット』となってきているそうです。

  ハミングバードにもネットで買った男性用のクラブを使っている女性から連絡があり「見てくれ」と言われました。わざわざ東京からお越しになられたのですが 男性用のしかもツアーステージ10度ロフトのドライバーを合っているか、買う前ではなく 買った後 しかも他店に持っていってみて貰い挙句の果てには「使えませんよ!」「ハイどうもお世話様でした」それだけ? どういう感覚しているのですか?   何が目的でわざわざ来店したの?  来店したってことは薄々感じていたからクラブもって 見ず知らずの人にスウィングまで見せたんでしょ?  他のお店はこんなお客を相手にしているのですか?  お店の人とお客さん ってこんな関係なのですか?  物を売る/お金を貰う/お金を払う/物を得る これじゃ自動販売機です。幸いなことにハミングバードのお客様は人間的にも非常に当たり前の人達です。  店長がかなり堅物のコチコチの石頭の為、たまに論戦バトルになったりしますがお互い自動販売機ではなく「人」として付き合っているからに過ぎません。  長い時間を掛け 相当な投資もしました。自分の好みを優先させずことゴルフに関しては自分のゴルフの為なんて微塵も思ったことはありません。  ここまでゴルフのクラブ、ゴルフのスウィングを考えてクラブ作りをしている同業者は「まずいない」のではないでしょうか?  ハミングバードスポーツではゴルフクラブの正しい使い方のノウハウを販売している、物としてゴルフクラブを販売しているわけではありません。  非常にベーシックな部分で弊社のゴルフクラブを使えばどのレッスンプロ習うことより、どのレッスンブックに書いてあることよりも確実に自分のスウィング(ゴルフクラブの使い方)を覚えられます。

今では確信を持ってお伝えできます。   ゴルフクラブの使い方の真実は非常に単純だと。  そういった意味合いも含め 決して無意味な買い物ではないと思うのです。  特にベーシックなクラブの使い方は有る程度運動神経やパワーがなくなった時に  より一層効果を示しますから 弊社のクラブはゴルフ人生の延命治療薬と言えなくもないのです。特に飛ぶクラブを作ることに関しては絶対の自信がありますから早いうちにパワーに頼らず人よりも遠くへ飛ばすコツが覚えられる と手前味噌ですが確信しています。  ある大手チェーン店に工房があります。 パーツメーカーのカタログに載せる  希望小売価格の総合計が販売価格です。  ヘッド価格+シャフト価格+グリップ価格   ゴルフの好きな素人店員が大手メーカーの計測器だけを使って素材を選んで組み立てる これって素人商法じゃないですか。  幾ら言っても「ごまめの歯軋り」ですが その計測器 ウチにもあります。  壊れていません、動きますが もう一年以上使っていません。  *「誰か買ってくれませんか?!」「スウィングの練習には良いですよ。」  なぜなら役に立たない、当てにならないから です。  出てくる数値が当てにならない と言うよりも  この機械には人間の適応力や変化が計算に入れられていない からです。  計測したその時だけのデータで   そのクラブを18ホール続けて使うとどうなるとか  このクラブを使って一月、一年でどう変わっていくか  は当然機械には理解も推測も出来ません。  クラブによって人間が変化、適応していくとクラブを売る側の人間ですら  あまり気がついていないのですから。 

一時 流行ったスライス防止のアップライトなクラブの顛末ってわかりますか?  そのクラブを持つと一時スライスは隠れますが   やがて買う前よりもひどいスライスになるか、  距離がハッキリと落ちます。 何故ならば 尋常でないアップライトは必ず本人が気がつかないうちにボールに近づいて立つようになるからです。   それがアイアンならドライバーはより酷いことになり   「ドライバーが嫌い!苦手!」と言う深層心理が  プログラムされてしまいます。これってえらく高くつきますよ。  その要因になったアイアンセットが価格的にも安かったかもしれませんが  100万円払っても そのアイアンを購入する前には戻れませんし 多分本当の原因も一生霧の中なのではないでしょうか?  お金を使う、道具を買う と言うことは実は考えている以上に未来に大きな影響を与えます。 特にゴルフクラブ等の目的の明確な道具の場合、そのクラブにより自分の変化、よく言えば進化に対してお金を払うのだという認識が必要になります。  ですから私の当初の目標通り 弊社のお客様の購入サイクルはゆっくりですし例外なく私製のクラブの影響力を受け スウィングが変化しています。  そういう意味で弊社のお客様にも「あ〜もう買い換えないと危ないよ。」って方がいらっしゃるのですがこちらから言い出すわけにも行きません。あまりシャフトやヘッド重量と加齢による体力低下にギャップが大きくなると撓らないシャフトを撓らせる 遅れないヘッドを遅らせるスウィングに  逆戻りしてしまいますから。  

本題に戻りましょう。 そんな中幾つかのテストもしました。  今でこそ明かせるのですがその時は内緒でした。 リシャフトしたお客様、弊社でリシャフトしていますから当然メーカー純正や他店での入れ替えより柔らかいシャフトを装着しています。   結果上手く行かず「柔らかいから上手く打てない」とか  「スライスする」とかで「硬くしてくれ!」と再度持ち込みます。  そういった場合 そのシャフトをいじり硬くしたり、柔らかくしたりする場合 どちらにしても新たなシャフトを入れ直します。 勿論私(会社)の負担で。  ある意味当然なのですが本人にも内緒でニューシャフトを下ろすわけですからちょっと悪戯して硬くしてくれの注文にその反対の柔らかい物を入れるのです。  これまた本人に内緒で。 するとどうでしょう。結果はハッキリ出ます。  当たりです。  そして本人の感想は「硬くなって飛ぶようになった。」  「硬くなって振れる様になった。」「硬くなって安定した。」です。  勿論人間ですから思い込みも大切でしょう。  しかし本当に例外なく 作る>上手く行かない>硬くしてくれ>内緒で柔らかくするは絶大な結果が出ました。今のお店が存続しているのもこの「騙し」が合ったからと言っても決して過言ではありません。   その人、その人で対応も異なりますから スウィングも見たり 弾道を聞いたり打痕やソールの傷を見て度合いは決めますが 柔らかくすることに失敗はありません。  ではその反対に硬くするとどうなるのでしょうか?  結果は分かりません。ただこれも例外なく硬くした人に次に合ったとき私の製作したクラブではないクラブを持っています。またその次は違うクラブです。  そして弊社のお客様ではなくなっていきます。その人は今もクラブを求めお金の許す限り 買い替え 買い替え 答えを探しているのでしょう。  その実 どれも同じだと気付いていても辞められない自分をもどかしく思っていることでしょう。 いったい何の為にお金を使ったんだと。

    ウッドシャフト ケンズ、ブルーパワー  アイアンシャフト マミヤのツアービームを経てゴールへの道へと入り始めます。  1998〜99年頃でしょうか? 色々なシャフトの振動数を試していくと幾つか突拍子のない数値が出てきます。それが当初のスピーダーでした。  数値はエラーのような数値、メーカーは数値に騙されずひとつ低いフレックスを入れろしかもヘッド重量はたっぷり掛け、長尺も薦めていました。  私もまだ若かったこともありその中でもスピーダー857に傾倒していきますが他にあったスピーダー468など振動数230cpmアンダーのクラブの良さも当然知ってしましたし 距離性能に特化しているのも分かっていました。  ただ ストレートにソコに行くには年齢的にも抵抗があり 後にアイアンシャフトスピーダー801との出会いもあり 857を追求していきます。  これも過度なヘッド加重 シャフトの数値低下に伴い 味わいが濃くなり結果も伴います。 今でこそ857の廃盤もあり 触っていませんがスタミナが十分あり ヘッドスピードが48(コースで)以上あれば両者の組み合わせは至上最高ではないでしょうか?  857はやや記憶が薄れかかっていますが 今でもスピーダー801の弾道特性は心に引っ掛かっています。確かにシャフトとしてスウィングを教えてくれる教材としての性能は期待できないのですが アイアンとしてこれ以上素晴らしい弾道を作れるシャフトは存在しないのではないでしょうか?  ただし絶対条件としてヘッドスピード48(コースで)必要です。  48合っても トゥダウン性能はやや低いので下に振ることはスキップ出来ません。  48なければ ただの棒です。  全く意味を成さない高額(値段下がりましたが)なブラックシャフトと言えます。  弾道はスピンと距離の関係が素晴らしいことです。  スピンが非常に程よく ゆっくり飛びます。弾道はやや中弾道で非常に無駄なスピンの排除された俗に言う「重い球」になります。  すごく距離は期待出来ませんが かと言って飛ばないわけではありません。  難を言えば相性のよいウッドシャフトが廃盤になってしまったこととフレックスのボトムが高いことでしょう。誰かお金を出してR2/A、R3/L 作って!!

   ここで本題から外れますがヘッドスピードに付いてご報告しましょう。  ヘッドスピードは高い方が飛ぶ、 そう思っています、よね。  確かに低い方が飛ぶ とは断言できないのですが ヘッドスピードと距離は完全なるイコールの関係にはならないのです。 それをテストしたことがあります。 前述しましたが弊社にもコンピューターのアナライザーが置いてあります。  納品当社は面白い玩具ですから夢中になって使いました。  ドライバーを4人のテスターそれぞれ各人用のクラブで打ってもらいます。  ヘッドスピードとボールの初速の関係をご存知でしょうか?  これを他店ではミート率と読んでいますがヘッドスピード分のボールのスピードで数値を出します。平均的にはヘッドスピードの1.3倍位がボールのスピードになります。40のHスピードの人が打つ平均的なBスピードは52位になります。  これに3.5倍掛けた数値がキャリーボールの距離と言っても良いと思います。  ランは弾道の種類によって異なりますからそう飛距離はなかなか読みきれません。  ミート率が高くなると当然Bスピードは上がります。摩擦等のロスを考えても1.6倍程度が限度でそれ以上は神様の領域です。ですからミート率が1.3なのと1.6なのでは40ヤードも距離が違うわけです。ここまでは雑誌等にも載っていますから知っていることでしょう。   また横道に逸れますがミート率とはフェースのどこに当たるかではなく  ヘッドそのものが動くベクトル  ヘッドその物の重心位置が作り出すベクトル  そしてボールの飛ぶベクトル この三つの相関関係にあります。  ちょっと話が難しくなりましたね。

 ですからロフトが0度のクラブで  ヘッドそのものが動いてくるベクトルと  ヘッドの重心位置が動くベクトル(要するにヘッドターン)       ・・・・要するにヘッドターンがなく ヘッドの移動と一致したベクトルである事  ボールの飛ぶベクトルが立体的に一致していればゴルフではありえない上記のミート率になるのでしょう。  (数値は知りません)多分2倍程度ではないでしょうか?  ただしこれは地球上のゴルフでは実現出来ません。  ボールが飛ぶにはエネルギーが伝われば良いだけではなく推進力と浮力という飛行機で言うエンジンと翼の関係がないと飛ぶことが出来ません。  エンジンのパワーさえあれば翼が要らないと言うわけには行きません。  ミート率が物理上最高になれば推進力は上がりますが空を飛ぶことは短時間になってしまいますから ある意味エネルギーの逃げとしてスピンが必要になるのです。 そんな中でフェースのあたる部分は微細な数値の変化にはつながりますが 本筋を大きく変えるようなものではありません。  納得がいかない? では反論を下さい。  トンカチで釘を打つのに打つエネルギーはトンカチの当たる部分で作られるのか  トンカチヘッドの重さとスピードがトンカチの動く方向によって釘に伝えられるか  どちらか?  釘の刺さっている方向と同じにヘッドが動けば当たる場所そのものに大きく左右されず 釘は入りますが、真ん中に当てても釘の刺さっている方向の全く違う方向から打ったのでは釘は曲がるだけと普通に認識しているのではないですか?  その概念はゴルフには適用さえないのでしょうか?  いえ、同じことです。 

さてヘッドスピードの話題に戻りましょう。  その4人にその俗言うミート率を上げるトライをして貰いました。  色々なトライをして4人が4人とも1.5という数値をオーバーする状態になるとヘッドスピードは下がってしまいます。Hスピードは下がるのですが結果Bスピードは上がるので距離は増えます。  それ自体は理解出来るのですが何故そうなるのか  4人が意図的にHスピードを下げているわけではなく 併用している  別なHスピード計だけを見て アナライザーの数値は把握していないはずなのに。  私にはおおよその答えが出ていたので その別なHスピード計をインパクト位置とは  少し離れたボール接触するところから少し離れたインパクト前後を計測すると  ミート率やボールスピードに関係なく 4人のHスピードはあまり変化していないのです。  しかしインパクト付近のHスピードはミート率が高く、Bスピードの高いときには  必ず低い数値になってしまう…でも計測上の距離は出ていて 離れたところの  Hスピードは殆ど同じ…。  そこで今度はHスピードを下げず ミート率を1.3以下になるよう意図的に  打って貰いました。 すると離れたところのHスピードは変わらないのに  アナライザー上のHスピードはなんと飛躍的に上がります。  ミート率の高い時と低いときでは大きな差の人では5以上違うのです。  単にHスピードだけで言うと5と言う数値の違いはかなり意図的にしないと  作れるものではなく 第3者にもハッキリと違いが出るのですが  私も含めた5人には各人のHスピードの差異の意図性が見つからないのです。  その答えは連続写真に現れます。  そのアナライザーは多分1/500程度のインパクト付近ヘッド及びボールを映し出し  ソコから弾道等を解析するタイプなのですが  ミート率が高くBスピードが高いとき 即ちHスピードが遅いとき  インパクト付近で一枚画像が多いのです。  見比べるとミート率の高い時はボールに接触した後の減速が多いような  そんな画面です。  ボールの重さに耐えられないような 減速してしまう様な打ち方  しかし距離はともかくボールのスピードは写真からもハッキリと速いことが  読み取れます。   その功罪は今になっても続いています。

  弊社のお客様は一般的なオーダーメイドショップに比べ  決してHスピードが高いようなハードヒッターは多くありません。  むしろ年齢的にも体力的にもひ弱な(怒らないでね)オカマ教タイプが少なくありません。  私ですら自信をもってヘッドスピード42あります!って言えませんから。  しかし日本一ヘッドが割れるお店なのです。  ヘッドが割れるのはある意味困ります。  またヘッドは必ず良くなってくると割れるのです。  実はこの理由は上記のHスピードとBスピードのひとつの答えでもありますし  柔らかいシャフト(私はまだまだ硬いと思っていますが)の功罪なのです。  ヘッドの耐久テストをするのによくフジクラの2軸3関節のロボットが使われます。  実はこのロボットのボールの裁き方、クラブの使い方は  ゴルフクラブの使い方としては最悪な物で まぁ日本のプロも含めたゴルファーの  平均値ではあるのですが 機械でなければコンスタントに毎日打つことが出来ない  方法です。人間であれば既に障害を持ってしまっているでしょうし  反比例しますが同じ弾道を打つには毎日欠かさず100〜300球打っていないと  あのコンスタントな弾道は維持出来ないでしょう。  ヘッドメーカーや問屋さんから 野澤さんのところはハードヒッターばかりなの?  と毎度のように聞かれます。 しかし事実はなく 人によってはHスピード40チョイ  なのに1ヶ月もしないで割れます。 当然無償で交換ですが一応私もメーカーに  イヤミを言います。「不良品ばかり回さないでね!」って。でも他のお店では  こんな頻度で割れない もっともっと少なく よく割れるといわれるヘッドでも  10個に1個かそれ以下でもし割れるとしてももっと時間も球数も掛かると。  嘘や掛け値なしでそう言われます。 弊社ではその5倍以上の確率  半分以内の時間や球数で割れてしまいます。 ごめんなさい。

  でも組み方のせいではありませんし どのタイミングで割れても無償で  新しいものや新しいモデル ロフト違いに替えられます。 今ではその割れるのを  利用して すこし冒険なロフトに挑戦して割れてから最終ロフトを選ぶ なんて  裏技を使っている人がいる程です。  断言しましょう。 現在市販されているドライバー それがブリヂストンであっても  ナイキであっても Sヤードであっても テイラーメイドであっても  正しくインパクトを作れれば必ず早い時期に割れます。  既にメーカーは本当のインパクトではなく まがい物のインパクトでの耐久テストしか  していないわけで ヘッドの加圧試験もちゃんとしたインパクトを元にかんがえて  設計製造しているわけではないと思われます。    上のHスピードの話と結びつけて話を進めましょう。  インパクトロフトが少なく垂直に近い形で迎えると  逆にインパクトロフトが多く 坂が多い形で迎えるとどちらが  ヘッドに対して加圧、負荷が多いでしょうか?  弊社はどちらかというと大きなロフトの販売を好みます。  平均的な成人男性に実質ロフト11度を切るような物を販売するのは  非常に稀です。今日現在受注残で手元に在庫しているドライバーヘッドのロフトは  12/13.5/13/11.5/11です。  なのに何故割れるのでしょうか?  弊社のクラブをお持ちのお客様は既に答えを知っていると思うのですが  ヘッド重量プラスシャフトのしなりによってヘッドが遅れ  その遅れがインパクト時におけるロフトの立ちを生んでいるからです。  日本全土のオーダーメイドのお店の中でお客様の平均的なヘッドスピードは  下からのランキングでワースト20か30に入ると思いますが 自信を持って  そのHスピードに対する飛距離の効率はずば抜けてナンバーワンだと思います。  多分世界中で圧倒的にナンバーワンだと自負しています。  単純なお客様の平均飛距離でもトップ30には入れる自信があります。  立ったロフトでインパクトするとボールの加圧を受け易く 俗に言う「喰った状況」になり  故に計測上Hスピードは下がり ヘッドが負担を受ける。  ロフトをつけて「こすって」インパクトするとHスピードは下がりにくいが  ボールも飛ばない でもヘッドは割れない。(どっちがいいんでしょうね?)  ヘッドの耐久テストを幾ら日本の平均値とは言え「こすった状況」で  打たせて調べているわけですから   「喰った」状況で使えば想定よりも早く壊れてしまうのは納得出来ます。  が 物造りとしては許せません。    ま ですからヘッドスピード絶対教に入信すると結果的にこすって打つ方法を  それぞれが編み出し 体の動く量に比べヘッドスピードは遅く飛ばない  副作用から一生涯抜け出れず こすって振るためにクラブを腕の動きで  重力に逆らって横に振るため その負担の少ない軽いヘッドを選び  こすって振ってもその意図的なロフトの増加が増幅しない硬いシャフトを選ぶ  そんな最悪な土下手製造スパイラルに落ち込むわけです。   

蛇足ですが そんなクラブでヘッドスピード絶対教にまい進すると  本来ダウンスウィングで撓りのひとつトゥダウンによって低いところにあるボールを  打てるはずのものが撓りイコールトゥアップになってしまい トゥアップは即ち  低いところになるボールに対しクラブが短くなってしまうので  *近くにボールを置く  *右にボールを置く   *ダウンスウィングのどこかでボールに近づく―通称「突っ込み」が生まれたり  *ロフトが立たないから スライスが出るからと手を返したり  *飛ばないから更に体を動かし速く振ろうとしたり  *届かないからスウィングの中で上下に動く動きが入ったりと  ひとつも功罪と呼べるようなものが生まれません。  これが単にクラブ抜きで人間の技術として生まれると思いますか?  今使っているクラブやスウィングを覚えたときのクラブと全く関係なく  生まれたと思いますか? 違うクラブでも同じだったと思いますか?  そのクラブを持っていたら しなければいけない必然ではありませんか?    もうひとつイヤミを付け加えさせて貰うと  スチールシャフトとグラファイトシャフトではヘッドの重量がクラブの長さも  換算して30g近くスチールシャフト用のヘッドの方が軽くなっています。  特に軽量スチールは強度の関係から手元が軽くなり その感触は増しています。  30gが余計に96センチの棒の先にあり40というヘッドスピードで振ると  単純計算で5キロ以上の差異になります。5キロ振り応えの軽いものを振った後で  やり直し無しの条件でいきなり5キロ重くなって上手く打てるのでしょうか?  自分のアイアンに30gの鉛を貼って1球、外して1球、これを交互に繰り返したら  何が何だか分からなくなってしまうのではないですか?  絶対に上手く行かないとは断言出来ませんが 決してそうでないものと比べ  易しく打てる環境とは言えないと思います。  それを隠す方法があります。  シャフトを硬くし 棒にしてしまうことです。  これによりその差を感じる人間の感覚器官をオフにさせてしまい  全く無感覚の自分にしてしまえば そんな差なんて「たいしたことではありません。」  そうでなければ特に繊細な人でなくともその差は同じ人が共通して使うのには  どうしても違和感を感じてしまう筈で 私個人の意見では想像が出来ません。 

販売価格や現在の主流という点で年齢や体力に関係なく  アイアンを軽量スチールにしている人を大勢見かけます。  無責任に見ていると 自殺したいのかなぁ   そんなに自虐的になってゴルフ楽しいのかなぁ  力に頼らずに経験と知恵によって楽しんでいくゲームと  年齢的にも経験的にも若い人よりも分かっているはずなのに  運動性能によって甲乙を付けたいものなのか  俺はまだ歳じゃないんだと抵抗したいものなのか  その年齢にたどり着いていない私にはまだ実感がないのですが  そのクラブを使うことによって起こってしまう必然、  覚えてしまう本来不必要な体のアクション、  クラブの基本的な機能を利用出来ない、もっと言えばわざと利用しない  そんな方法を覚えてしまって未来があるのかなぁ と思ってしまいます。  大声で言いたい そのクラブを使っている限り  買ってきたそのクラブのオリジナルのロフトは全く意味を持たず  その棒の先に付いている「重さ」って奴は動きの足かせにはなっても  ボールを遠くに飛ばすための手伝い、エネルギーにはならない方法を  お金を出して 時間を掛けて 手間まで掛けて 体得しようとしているのだ! と。  そのクラブのヘッド重量やロフトですら使えない、ワザと使おうとしない  そんな人にとってメーカーがどこであっても 機種が何であっても  反発係数がいくつであっても ヘッドの重量カートリッジが替えられるタイプであっても  ついているシャフトが赤であっても 黄色であっても  何の役にも立っていない 全てマイナスでしかないんだ! と。   またメーカーは平均的なユーザーがそんなであると知っていても  いや もうそれすら分からない、 ゴルフクラブの単純なロフトやヘッド重量の  機能や意味すら知らない ゴルフのスコアが良いだけの何たら大学ゴルフ部OBって  のが入社してくるんだろうね。 そうとしか思えないんだ 最近。      

とまあ口調や文体まで変わってしまったところで元の元の話に戻ります。  弊社のお客様の平均年齢や元々の私の主旨からやや遠回りをしていた時期を過ぎ  本来の路線に戻ってくる頃には スウィングの疑問やクラブの疑問の長年の疑問が  晴れつつありました。シャフトの役割、性能、ヘッドの持つ重心位置の特性、その個々の  パーツの持つ役割や機能、構造から割り出していくと人間が行うべき動き、  クラブの動かし方も段々と見えてきました。   本職のプロの方にはふざけるな と怒られると思うのですが私そのものには  クラブに関しても スウィングに関しても何の疑問も謎も矛盾もありません。  私自身がスウィングしてボールを打つのにはさしたる自信もなく 適当にその概念に  のっとってやっているわけですが 全くの練習なし 例えば2年間練習をしなくとも  距離(2年分の体力の低下)を除いて同じ弾道を打つ頃は決して難しくありません。  クラブが体力に応じて同じヘッド重量で体力に応じたシャフトの硬さの同じ機種  であれば 掛け値なしに練習の必要性は感じていません。  自分のゴルフプレーそのものにはほぼ全く興味がないので向上心には掛けますが  単純にボールを打つ作業、飛ばす作業は熱意や努力が要るほど  難しくさせないほどゴルフクラブの性能とは素晴らしいものです。    そしてメインストリーム ブラックスピーダーとの再会 再婚に至りました。

 10年程前には自分の考えにさしたる自信もなく 竹林隆光氏の考えに傾倒というか  模倣をしていましたが その頃5〜6年前にはそれもなくなり 逆に最近の氏の動向には  疑問反論まで持つようになりました。氏の考えは参考にもならなくなり  更にお客様の層が変わり始め、地方のお客様の割合が増し始めます。  私の個人的な感想ですが 弊社のセッティングはどちらかと言うと  「オタク」の分野に属するでしょう。今ではドライバーの振動数も200を下回り  それでもヘッド重量は増やしたいと思っています。 持ってみるとヘッドが重く  クラブその物の重量感は重いのか 軽いのか 分からないと思います。  ただ言えるのはこんなに柔らかいシャフトで打てるのか と。  ドライバーから 超お薦めの秘密パターまで同じ流れのセッティングです。  こんなセットを持つ方は誰彼にお薦めしづらいと思うのです。  ゴルフ仲間の中でもあまり人と群れず 一緒には遊ぶけど必要以上につるまない  そんなお客様が中心で 特に50歳以下の若い方にはその傾向が顕著に見られます。  確かに こんな論文のような字ばかりのHPを読んで お店に来ようなんて  物凄く有難いのですが(私が書いたら怒るでしょうけど) やっぱり変わってますよね。  私も十二分に変わり者ですが。   ですからお客様の紹介というのは  思っている以上に少ないです。それぞれが単独の個別の集団といった感じです。  スウィングに興味がある クラブの正しい使い方に興味があるから来店され  オーダーして頂くのですが 中途半端にせずちゃんとその人にとって撓る柔らかさ  十分なヘッド重量で作った方は皆教えもしないのに同じような動かし方になっていき  非常に似たようなスウィングになります。 確かに来店されれば少なくとも  私のスウィングを見るわけであまり手本にはお薦めしていないのですが  ある程度の参考にはなるのでしょう。  ブラックスピーダーもF1から始まりF2そしてF3になってくるとより多くの年齢層、  体力層で効果を発揮します。F3位であれば誰が組んでも十分なヘッド重量があれば  2007年のトップメーカーの最新鋭のヘッドとシャフトで組まれた人気モデルより  使いやすく飛ぶはずです。 今流行の軽量スチールシャフト装着のアイアンとは  最低最悪の相性ですが。  同じ人が使い F1>F2>F3になると距離も想像以上になり   殆どの人がクラブでこんなに違うのか驚くようになります。  しかし中にはもっと欲深い人がいてもっと柔らかくしたらもっと面白いことが待っている  と要求されるようになります。フジクラの初期の頃のスピーダーは非常に贅沢に  作られていて弾性の高い繊維が必要以上にふんだんに使われています。  ブラックスピーダーも重量帯で言えば軽量シャフトに属しますが  発売当初から10年 販売本数は多分1000本を越えると思いますが  単純なインパクトで壊れてしまったのは5本以下だと思います。  それもこの前に傷等の原因が隠されていたんではないかと読んでいますが  ともかく「世界一飛ぶ」このシャフトは折れることを知らないようです。  殆どスーパーマンの世界といっても良いでしょう。

F3が主流シャフトとなっていた4〜5年前に女性用の硬さが存在しないことを  理由にフジクラにF4の製作を依頼しました。 がその頃はフジクラが破竹の勢いで  スピーダーを打っていたので述べもなく断れていました。  またアイアンシャフトもSPD707を主流にしていたのですが  カタログ上 手元調子のこのクラブの手元の締まりやトゥダウンの少なさに  ブラックスピーダーとの互換性の問題もやや気になっていたのです。  ただいま振り返ると余計な出費となったSPD707もクラブを下に振ることを  教えてくれた非常に有意義なシャフトではあります。  ですから お金と時間に余裕があり そこそこに体力がある若い方で  結果がスウィング改造よりも大切と思われる方や  ゴルフ仲間から高いお金を出して オカマのシャフト(柔らかい)と揶揄されるのが  耐えられない方は アイアンで言うとSPD801>>SPD707を経て最終的な  セッティングに4〜5年掛けてきた方が ねじり鉢巻で結果や評判を無視して  スウィング改造だ と意気込まなくとも 結果も伴い スウィングも変わる  を両立できるのではないかと思っています。  ただSPD801,707ともに相性の良いウッドシャフトは廃盤になってしまっているので  似た特性のもので妥協してもらわねばなりませんが。    歳を取った証拠なのかも知れませんが10年くらい前のシャフトは  今の主流のシャフトと比べても遜色無く、もしかしたら優れていたかも知れません。  当時は自称シャフトマニアの私は同じヘッドに色々なシャフトを入れ   しかもヘッドへのシャフトの差込の量を1ミリ2ミリと変えてみて再装着したり  長さを1ミリ単位で切って打ってみたり ありとあらゆる主流どころのシャフトを  打ってみました。 それぞれのメーカーに独特の味わいがあり 好き嫌いは別にして  本当に特色があり悩まされたものです。

 しかし現在主流のシャフトはメーカーそれぞれの特色が薄く シャフトとしての効果が  すごく見つけにくく ワザと特性を隠してある没個性の感じが否めません。  その個性に反して非常に個性的な派手な色で論理上有名な方の  「シンプルな考えが真理だ。」と信じている私にとっては  嫌悪感をぬぐうことが出来ません。  エラブ海蛇のような柄だったり 耳無しほういちの様な柄だったり 花柄だったり  これを商品化する際 ある程度年齢の高い経営陣はこれを見て  何も感じなかったのでしょうか?  実名を挙げて抗議が来るかもしれませんが  フジクラのランバックスの色 性能をあの白浜プロや松本さんは許せたのでしょうか?  正直ランバックスは期待もしていたので 全機種下のほうのフレックスを従来通り  色々とウッドもアイアンもテストしてみました。手前味噌ですがテストの際、無償提供や  サンプル価格でヘッドやシャフト手に入れることは殆どありません。  普通に販売する価格で仕入れますからより一層真剣みが増すわけですし  ひいきもすることがありません。どこかで書いたかも知れませんが  パーツメーカーとは直接取引せず 仕入れ価格が高くなっても必ず問屋さんを  仲介させます。一時グラファイトデザインが問屋さんを抜きで直接販売する方法を  取ったとき(今は元に戻りましたが)は取引を拒否していました。  かなり自慢になってしまいますが 単独のお店では弊社の販売量は  日本でずば抜けていますので本来であればテスト品の無償提供で  幾らでも出来るのですが ひいき無しでヘッドやパーツを選びたいので  全てお断りしています。  で ランバックスですが 正直特性が無いのです。  硬いわけでも無い、柔らかいわけでもない、粘るわけでも、弾くわけでも  切り替えし易いわけでもない、シャフトの呑み込みを大きく変えて  同じシャフトで振動数を変えようとして1/4インチ 7ミリ弱 変えても  殆どのケースで振動数が変わらない 半インチ変えても2cpmは変化しない。  しかも重量の割には先端の肉厚がビックリするほど厚く 70g程度のシャフトで  あの鉛棒の先端が穴に入らなかったのを覚えています。  そんなシャフト90gのグラファイトデザインのスーパーSYB以来でした。               

 ・・・・・・重くて硬かったけどちょっとウエットないいシャフトでしたよ

 普通の長さを作るのには妙にバランスが出てしまい、  普通のスウィングウエイトにするのには妙にヘッドが軽くないと作れない。  かと言って打ってみると先端部の剛性感を強く感じるわけではない。  飛ぶ いえいえ どちらというとすごく飛ばない 飛ばさないシャフトです。  フジクラのシャフトでこの12年間打ったことの無いシャフトは無いのですが  ここまで没個性のだらしない覇気の無いシャフト打ったことが無く  あえて 無理してみているものを選ぶとすると フジクラの往年の廉価版  エスコートに近いと言っておきましょう。 このシャフトは価格の割には  非常に優れたシャフトでウッド8000円 アイアン4500円? だったと思います。  往年のボロンライトにしてもSLKにしてもSS2にしてもPROS3にしても  もっとメリハリがありそれぞれに弾道特性があり 当然距離も出ましたが  どの分野をとっても何も感じられないのです。 でこの価格。  しかも新しいモデルは金色に近い黄色、年内にはピンクも出るそうです。  刑事じゃないですけど それらから推測すると  あ フジクラって壊れちゃったんだぁ と感じないわけにはいられません。  このシャフトがめちゃめちゃに売れていないリシャフト、オーダーメイド業界で  売れている唯一のシャフトなんて やっぱりニホンハコワレテシマッテイルノデショウカ。    この色の この価格のシャフトをわざわざリシャフトして  誰もがあそこまで飛ばないの って誰も思わないのでしょうか?  動かないシャフトの変わりに あんなに打つ人が動いていたら  滑稽だと誰も思わないのでしょうか?  このシャフトでは9800円で売っているコピークラブのドライバーに装着されている  純正シャフトよりも価格分だけ犯罪性は高いと思ってしまうのは私だけでしょうか?  これに相当する軽量スチール NS950の言及は避けておきます。  一応 地元の会社ですから。    

個人的には好きじゃないですし 弊社の主旨に反しますから販売するつもりも  お薦めするつもりもさらさらありませんが 動かない棒 機能しない棒であれば  三菱のディアマナシリーズの柔らかめのほうが飛ぶと思うのですが…。  三菱独特の遊びの無いピンピンした反応は相変わらずですが  ボールの質量に負けない剛性の高さや人間の動きに対するレスポンスの良さは  磨きが掛かっているように感じますが…。  ただこのシャフトも人間の感覚や体をいたわる易しさ、女の人の持っている  柔らかさ、まろやかさが無く 2サイクルのツッパリ野郎のようなシャフトで  ある程度年齢の若い人でないと受け付けにくいかも知れません。    またグラファイトデザインはあいも変わらず動きの遅い、振った際の重量感のある  おっとり刀のシャフトを作ってきていますが シャフトその物の運動中の質感は  SYB時代から比べると随分落ちたように感じます。インパクトでボールの重さを  受けたときの頑張りは格段に落ちているような気がするのは気のせいでしょうか?  何となく弾性を落とした繊維を量でカバーしているように感じるのですが  グラファイトデザインさん 答えくれますか?  SYB-Gや-Eから比べると価格に反比例して安っぽさを感じるのは単に色の性だけ  でしょうか。  アイアンシャフトで言えば 距離を望まない 硬くセットしない と言う条件であれば  昔のSYBシリーズは非常に質感の高い アイアンらしいシャフトだったと思うのですが  あの延長線上で今もアイアンシャフトを作っていれば  軽量スチールのブームは凌駕してしまえたのではないでしょうか?      

話をハミングバードに戻します。  フジクラのスピーダーシリーズがかなり急激に下火になってきた2年から3年前  お店の2回目の引越しを体験しました。色々な問題を乗り越え 再出発をするのに  何か起爆剤はないかと再びフジクラに打診したところ 今度はある程度のロット(本数)  があれば F4を作るとの回答を貰い 光が見えた気がしました。  これにより 封印していたアイアンシャフトSPD507も登場させられますし  アイアン用軽量スチールシャフトの登場以来 軽量化の道をひた走っていた  アイアンヘッドに共栄ゴルフより重心距離のある重量級のアイアンが登場します。  このアイアンの素晴らしいところはユーティリティ化した大型アイアンにありがちな  低重心化のためのソール等への異物挿入がない 妙ないじり壊しがないことに  あります。 科学的にハッキリとは断言できないのですが 経験上 深重心化や  低重心化の為に重量物を必要以上に混入させることは結果的には  優れたアイアンヘッドを作ることにはならない フェース面だけ軽量化する位の  いじりにしておかないと結果としては設計者の満足をみたす自己満足アイアンに  なってしまうのは過去の結果として反論することが出来ないでしょう。  重心の移動を狙った重量物の添加が以前のキャロウェイのような過度の  慣性モーメント低下を招き 結果的に駄作を排出してしまうことは業界では有名です。  わざわざネックをなくしたボアスルーのパテントを   お金を出して他社から買い取ったのに  その直ぐ横のネック部分に重量物の混入で  両方の意味を打ち消しあってしまったホークアイのせいで  キャロウェイは多くの大人のユーザーを失い いまや盲目的な若者しか興味を  抱かなくなってしまっているのですから。(勿論それだけではありませんが)    

 共栄の初代アルグランは重心位置こそ高かったのですが  重心深度にしても 慣性モーメントにしても 重心距離にしても  長年世界のアイアンの屋台骨であった証明を初めてのステンレスヘッドで  あったにも関わらず示してきました。私個人がイメージしていたアイアンのデータに  限りなく近く デザインはイマイチ頂けませんが未来を感じさせました。  ニューモデル2機種は更に改良が進み 改悪にならず 2機種に発展させた  その発想に良い意味で世代交代の成功を予感させたものですが  今年はどうしちゃったんでしょうかねぇ、そんなに数の売れるお店に魂も  奪われてしまうのでしょうか。今までどおりに作ってくれれば長い意味で  300店舗近い(多分消滅するか 形態が変わるか 半分以下になるか)  あのチェーン店よりも30年と言う単位では私一人で売って上げられるのに。  やっぱり「彼」がいなくなったのは悪い意味で様変わりを促進してしまうだろうなぁ。  なんて又もぼやいていますが…。  (今回のシリーズはメーカーさんに読まれると揉めるなぁ…。)    そしてもう2度と出会うことのない逸品に出会います。

  パターです。  そのパターは発想そのものがナンセンスで 商品にすること自体 疑問符が  つかなかったことをお天道様に感謝する毎日です。  某有名削り出し風パターの本当の製造者、軟鉄削り出しの総本山が昨今の主流に  反してごくごく普通のピンタイプのパターを中尺にするためにこの重量を  作ってくれたおかげで 買っていただいた全ての購入者に幸せをプレゼント出来ます。  そのパターも持った人は2度とパターに浮気することなく   そのパターと添い遂げてくれると信じることが出来ます。  このパターを活かせるドライバーからウエッヂのセッティングを持っている限り  未来永劫 パターでの距離に苦しむことなく  慣れるまでしばらく苦労したとしても幸せなグリーンライフがすごせることでしょう。  弊社オリジナルのパターシャフトとの相性もすこぶるよく  日本人にマッチした長さでも十分に生きるヘッド重量の為  ごくごく普通で嫌いになりにくい形状も伴い 一生の伴侶となること間違いなし。  しかもピンタイプの中尺(ナンセンス)であることから他店での販売は皆無に等しく  ほぼ全部のパターを私一人で独占販売しているに等しいのです。  確かに絶対入るわけではありませんが 必ず距離が合うようになり  無駄な3パットや4パットは回避できる 魔法のパターです。  確かに初期生産量は少ないのですが当面足りるほどの量はあります。  少々高額ですが スペアに2本買ってもお釣りのくるほど価値のある物です。  何時か種切れになったらどうするんでしょうか?    468のF4に合わせたようにアイアンヘッド パターヘッド アイアンシャフトの真打  と準備万端相整いました。 このセッティングの恩恵は説明することは難しく  ここまで簡単になってしまって良いのか との声まで聞いたことがあります。  オートマチックと呼ぶ人もいますが 反面段階を経ないで いきなり手にした人には  クラブ本来の機能が前面に感嘆符付で出ていることに苦労をして悶絶している人も  いるのも確かです。悶絶している人も中途半端でないこのセッティングを  手にしていれば インパクトのボールの重みやボールの打音 潰れた感触  アイアンやドライバーの弾道や距離 ウエッヂの見たここともないようなスピン性能  いずれかひとつでも体験すればシャブ中になってしまうでしょう。  一度打たれれば 抜け出ることはかなり困難で 使用者の一番の憂鬱は  私がイツまでお店を維持できるか どうかではないでしょうか?

 正直には当然全員ではありませんが F4セットを手にした人はそう簡単に  有名メーカー一流品や現在主流となっているラムバックスやNS950を打って  生きている人間の使うものだと感じることはかなり難しいと思います。  勿論 F4はシャフトの柔らかさもそれに応じたヘッドの重量も  常軌を逸脱していますから 加齢による体力低下に伴う変化には  かなり対応する筈、要するに長く使える筈です。  ただF4を使っている人はその体力低下に伴うシャフトの硬化現象  (シャフトの硬さは変わらない 半永久ですが体力低下すれば  結果的にはシャフトが硬くなるのと動作用が働く為)  その日はいつか必ず訪れ それを無視出来ない事や  無視してしまうと自分のスウィングがそれに応じて徐々に改悪されてしまうことも  知っているのも事実です。  ですから お店の続けられる限り その先の答えは模索し続けます。  アイアンシャフトは大分苦しくなってきましたが ウッドのその先は既に  実験段階は終わっています。  2本は男性に 1本は女性に嫁いてでいます。  女性からは練習場からの初打ちで既にその方のゴルフ仲間から注文の打診が  来ていますし 一人の男性からはそれに伴う全てのセッティング変更、もう一人からは  それに応じた残りのフェアウェイウッドの用のシャフトの打診が来ています。  上々の船出です。  距離性能は異次元です。  ある程度ゴルフクラブの基本性能を使えれば  今のところ ゴルフ史上 世界中でこれ以上飛ぶことはありえない  と言うシャフトであることは間違いなさそうですが 反面  こんなに簡単でゴルフがつまらなくなってしまう  ゴルフに対する熱意がなくなってしまう危惧すら私にはあります。

   これを読んで初めて挑戦する人はF4から始めて下さい。  F4から始めると悶絶はすると思いますが 見たこともない体験もさせて貰え  病み付きになります。でも悶絶はします。  801から始めれば悶絶も先ず皆無でシャフト性能や距離 スコアへの貢献を  素直に味わうことが出来ますし   緩やかではありますがクラブの使い方も教わることが出来ます。  707から始めるとアイアンは良いのですが 468のF3という少し中途半端な  柔らかいけど人間より圧倒的なスピードを誇る速さにやや苦労するかも知れません。  クラブの使い方を勉強しつつ ヘッド重量性能やシャフト性能を距離として  味わえる独特の組み合わせです。  ここに使用する全ての部材を記載していますから 部材だけ集めて  もしくは安いオーダーメイドショップで部材指定の上作れると思っている方  あきらめて下さい。  確かに部材は全てネットやショップであれば共通して手に入りますが  ゴルフ業界の平均値から見れば 常軌を逸脱した私の選定や組み方に  至るのには並大抵の能力や経験では不可能でしょう。  私がこの業界から去れば 2度とこれらのセッティングは日の目を見ることなく  完全に消えてしまうほどの逸脱ぶりですから。 狂っているとの違いは微妙です。  こんなことを考えるゴルフ人は存在しない と自信を持って言えます。  自分にも子供もいますし お客様の中で何人か素晴らしい発想や考え方を持った方は  いるのですが どう考えても跡取りは育てられず 一代で終わってしまうと  今の時点では思っています。 

  文面を読めば 概ね私の人間像が読み取れると思うのですが  これも確信を持って言えます。  日本のような娯楽の少ない環境、  遊ぶことが下手糞な国民性、  そしてきのこのような形の人口構成、  本当に真理を追究しにくい国の生活の中で  ことゴルフに関しては真理を追究出来るのです。  誰にも世話にならず 誰からも干渉されず  その道具のその物の持っている機能、意味を本当に「使える」楽しみは  売っている側の私が言うのもなんですが「プライスレス」なんではないでしょうか?  体力に自信のない  運動センスや能力に自信のない  飛ぶはずのない人が  誰よりも体力を使わず 圧倒的に飛ぶ  こんなインチキのようなクラブで こんなオカマのようなクラブで    (女性の読者の方 ごめんなさい)  誰にも距離では負けない  腕自慢のローハンディの殆どの人が  一生掛かっても体験できない本当のインパクトを  本当のインパクト音を  体験し 聞くことが出来るのです。  体力に関係なく ボールをつぶせるその快感を知っていますか?  日本のゴルファーの半分以上の方が私のクラブや方法論には  賛同できないと思います。  今日も雑誌を見た人からの電話でバトルして怒らせちゃいました…反省。  でも信じてくれて 使ってくれれば 違いは分かるはずです。  ゴルフ業界や他のゴルファー スウィング クラブ先般について  うっすらと見えてく
るはずです。

  ハミングバードスポーツのクラブだけが  意味のないよくある悩みから開放してくれるのですから