ゴルフクラブ・シャフトの豆知識 。

ゴルフクラブ 特にシャフトに関する正しい知識についてお話しします。多少 説教っぽくなってしまいますので 飽きたら他のページでも見て下さい。とは言ってもどれも文章の羅列なのでつまらないかもしれませんが…
ゴルフクラブ  特にオーダーメイドクラブの場合、 クラブを選ぶ というよりは シャフトを選ぶ という色が濃くなります。 シャフトの固有に持つタイミング 言い換えれば波長がいったい自分にとって どれが良いのか? を選ぶのが オーダーメイド や ゴルフクラブのチューニング だと認識して頂きたいのです。

ノーメッキのサンドウエッヂだ! 
高反発のドライバーだ! 
スコッティキャメロンだ、ボーケイだ!

と言う前に ゴルフクラブの仕組みを正しく知っておく事って必要でしょう。勿論 楽しければそれで良いと思います。  であれば 上達する 上手くなりたい そういうことは 弐の次にしてお題目の様に口にしない事、使う道具の仕組みすら知らない人がただ闇雲に上手になりたいといっても ちょっと道理が立たないような気がするのです…

まあ、人間は欲深な生き物では有りますので、 理解出来なくは有りませんが。

カッコも付けたい!

上手くもなりたい!

でも クラブの基本的メカニズムは俺には関係ない。  とは行きません。

シャフトの動き方について考えてみましょう。少し頭を使わないと理解できないかもしれません。 動きという時間の経過の中で考えなければなりませんので。

 
 シャフトには単純に「タテ」「ヨコ」の動きがあります。

これにはゴルフクラブのほかのスポーツとは若干異なる仕組み、重心距離という物が密接に関係してきます。 テニス・野球・バトミントン・卓球 普通に私たちが触れることの出来るスポーツ用品は殆ど棒状の物の先に打つ場所が存在する形状のものです。ただし、これらはすべて棒の芯と打点の芯が一致している いわゆる棒で打つのと非常に近い用品です。 しかし ゴルフクラブは棒の芯と打点の芯に若干の隔たりがあり、これがゴルフを面白く かつ複雑にしていると言えるでしょう。

シャフトの二つの動き 「タテ」・「ヨコ」は、実際には複合して動きますから 「ネジレ」も混じった複雑な動きなのですが 少しシンプルに考えましょう。
 「タテの動き」とはシャフト軸線上でのライ角の方向の動きです。 この動きが有る事によってゴルフクラブの持っている大きな弱点 力の働く同一線上で打てない事を解消します。 ゴルフクラブは野球のバットやテニスラケットと形状が大きく異なり静止状態では握った棒の先(延長線上)には打つところが無く少し角度(L字型)の付いた ずれた所で打ちます。 コレには理由が有って 棒の延長線上に打点が有ると 即ち重心距離がゼロだと スウイング中にフェース面の向きが感知出来ませんし 地面の上にあるボールを空中に浮かせるのが難しくなります。 そこで少しずらしたカタチで打点を作ったわけですが コレでは力の伝達効率が悪く あまり飛ばなくなってしまいます。 そこでシャフトを「タテ」に撓らせ シャフトの延長線上にヘッドの重量の中心(重心)が来るように いわゆるトウダウンさせているのです。 

と ここまでは「タテ」の動きの良いところを挙げましたが、実はこの「タテ」の動きがゴルフスウィングを複雑に難しくしています。 ひとえにこの動きを取り入れたスポーツが少なく 動きの質等からすれば 野球のスウィングに似ている事がより一層難しくしているのだと思います。 実際に多くのゴルファーを見てきましたが、この「タテ」の動きが出来ている人の少ない事たるや驚きを隠せません。 日本の有名プロであっても 半分以上の人がシャフトの「タテ」の動きが無いのが現状ですから、私たちアマチュアが嘆くほどでは有りませんが。

その人その人のシャフトの硬さの基準点はこのトウダウン量によるのです。ヘッドスピードの速い人は必然的にトウダウン量が増えてしまうので硬めに その逆もそうです。

ある意味重心距離の分だけトゥダウンするよう 各人 各スピードに合わせ「硬さ」があるのだと思っています。

 ここで私個人の雑感ですが 何故 シャフトの「硬さ」を言うのでしょうか?

シャフトの「柔らかさ」とはあまり言わないのではないでしょうか。

硬さをあらわす英語はフレキシビリティーで直接「硬さ」ではありません。

やはり印象的に「柔らかい」は軟弱、弱い、情け無いになってしまうからなのでしょうか?!

 またヘッドスピードと関係なくその人のシャフトの動かし方によってもシャフトの硬さを考えなければならないのです。ライ角度を0度以上に維持出来る範囲の中でトウダウン量に応じてシャフトの硬さを選ぶことが鍵になります。この「タテ」の動きは人間の腕との関係になります。ここも大きく誤解している人がいるのですがシャフトを「ヨコ」に撓らせるのは体の回転が有るからで 腕とは直接関係が有りません。クラブを直接持っている腕はシャフトを「タテ」に撓らせるのが役目です。トップオブスウイング(切り返し)ではシャフトは全く逆の「タテ」撓りが起きています(トゥアップ)。

コレをインパクトまでにトウダウンに変えなければならないのです。

 
 <大きな誤解シリーズ>シャフトの「トルク」って何?! 

シャフトの誤解を生む大きな要因が「トルク」です。

そもそもトルクという言葉自体が意味を不明にしていると言っても良いのです。

シャフトのトルクという言葉から発生するイメージは「捩れ」です。このシャフトにとって捩れは絶対に不可欠なモノなのです。 少しもったいぶって答えは後ほどにしますが よくトルクは少ない方がよい とか 私はトルク**kgが合っているなどと耳にします。

それではトルク0kgのシャフトは存在するのでしょうか?答えは「存在は しました!」です。 が、恒久的には無いといってよいでしょう。 これからも幾らクラブメーカーがユーザーのことを無視していて売れれば良いという拝金主義であっても 今後発売されることはありえないと思います。

ではトルク0kgのシャフトは使い易いのでしょうか?答えは「NO!」です。このトルク0kgのシャフトは誰にとっても非常に振りにくい 挙句には体を痛めてしまう可能性すら秘めています。

 さて トルクはスウィング中 いつ稼動もしくは機能するのでしょう。殆どの人がダウンスウィングで機能するというか トルクが掛かると思っているでしょう。 が 正しくはちがいます。 シャフトメーカーのカタログを一通り見渡すと ある定義・公式があるのに気付きます。 それはシャフトの重量と繋がりがあることです。 ほぼ例外なくシャフトの重い物はトルクの数値が少なく シャフト重量の軽い物はトルク数値が大きいことです。 このことからトルクの本来の機能が見つかるのです。 実はトルクの本当の目的は「ショック軽減性」にあります。 シャフトの受けるショックを「ねじり」によって逃がすのがトルク本来の目的です。 ですからシャフト自体に強度のある重量級のシャフトにはその必要性は少なく 重量の軽い強度の低いシャフトにはトルク数値の大きな「ショック軽減性」が必要なのです。 ということよりトルクの活躍する場面はスウィング中には「切り返し」と「インパクト」の2回になるわけです。 トルクがないと切り替え時に体験したことの無いようなあまり心地よくない衝撃がシャフトを通して人間に伝わります。 最悪の場合このときにシャフトそのものが折れてしまう可能性すらあるのです。 勿論ヘッド重量や重心距離等によっても多少の違いはありますが 殆どのゴルファーにとってトルクの無いシャフトの切り替えし時の衝撃は それ以降のゴルフスウィングをものすごくし難しいモノにしてしまいます。ダウンスウィング時にトルクが掛かってしまうのはクラブもしくはシャフトをネジって使う人だけで(大多数ですが) トルクの持つ本来の目的とは異なる物で 誤って使う人の為にクラブ&シャフトは考えられてはいませんので あしからず。 シャフトをネジって使ってしまう人 要するに フェースの回転(ローテーション)でボールを打つ人には正しいクラブの機能は何万年掛かっても見つけられないのです。 ましてシャフトの本当の個性・性能は強度ではなく 撓り戻る時の動きにありますからダウンスウィングでトルクを掛けてしまう ということはその時のシャフトが捩れている=フェースが上を向いている人にとってシャフトはただの撓る棒でしかないので はっきり言ってしまえば何を使っても変わりはありません。

(まあ そういう人はヘッドスピード以上に硬いシャフトを使っていますから同じ意味なのですが) 

そういう人はシャフトに強度しか求めていませんので ものすごく楽しい わくわくするようなシャフトと巡り合う事は不可能なのです。 そうならないよう努力しても十分お釣りが来るくらい シャフトは楽しいのです!


<<過ち>>

トルクは シャフトを捻り「戻す」為

<<正解>>

トルクは シャフトを「捻らせて」 ショック軽減する為

さて本題に戻ります。「ヨコ」の撓りですが 先程も言った通り体の回転で起こる自然な撓りです。 ここにも実は言葉の難しさが隠れていて 英語で言う「ターン」は向きを変更することで 「回る」を意味している訳ではありません。日本語で言う体を回すや捻るは英語では「ターン アラウンド」に近い意味で本来の「ターン」ではないのです。

 コレを放って置くとインパクト時には「遅れ」になってしまいますが 自然発生によるヘッドの重量分の遅れですから 自然に重心深度分復元します。 横の動き、体の向きの変更によりクラブは重力に対し横に動きます。動き始めればシャフトの柔軟性 プラス ヘッド重量分遅れようとします。 速度が増すほどその遅れは大きくなり その遅れは基準点の減速もしくは停止で元に戻り始めます。基準点の減速とはクラブの場合 グリップ それを動かしている人間の動きの減速を指します。 しかしこの世の中にボールを打つ時、もしくは打つ直前に減速をしたいと思う人がいるでしょうか? 手を止めることによってヘッドを走らせる と言う人もいますが時速150km程のスピードで動いている200g近い物体を急激に止める行為は決して体に良いとは思えませんし スピードが目的(ヘッドを横に走らせる)ではなく、その過程で打つ45gの物体/ボールを飛ばすことが目的な筈です。ボールを移動させること つまり重量をどかすのは

単純に飛ばしたい距離200m×ボールの質量45gと考えても間違いではない筈です。

それを得るのに止めたり減速したりするのは どう考えても有効ではないと思うのです。

また 小学生や中学生の筋肉や関節の発育途中の子供に一番力の掛かる瞬間に動きを止めることを教えるのはあまりに残酷です。

=この関連により 体のヨコの動き・ヘッドの重量 によって作られたシャフトのヨコの遅れはロフト角度の自然な「立ち」に変わる。  のではないかと思うのです。

この自然な「ロフト立ち」は よく考えると インパクト時のヘッドの入射角度分相当に値し、結果として「適正なインパクトロフト」 「そのクラブヘッドなりのロフト」となるのがゴルフクラブのメカニズム なのではないでしょうか?! そうすると 色々な事が解決するのではないかと思うのです。

 補足になりますが プロのインパクト写真を見て アドレスのそれと比べてみると明らかにハンドファースト(ヘッドの遅れ)になっています。シャフトが横に走るのならば一度位はヘッドファーストの写真を目にしても良いと思うのですが…。

私も22年前に始めてゴルフをした時に シャフトの走りは「横」 もしくはその「円運動」の中での走りだと思っていました。 ただこれには矛盾があり

この三つの関係がいっぺんに成り立たないのです。 1と2の理論をベースにシャフトのヨコの遅れを取り戻すには 支点で有るグリップ もしくは 回転の中心たる体の動きを 減速か停止しないと 重りのついた棒状の物体は元の姿勢に戻ろうとはしません。 でも加速をしたい しかも最高速にしたい その箇所で その正反対になる動きをする事が有効、意味をなすのか? また最高速度 最高加速は 自分の回転スピードで作る方が速いのか それとも 出したい箇所の直前で手もしくは体を止めて シャフトの戻る反動で出した方が速いのか と。  でも、そうであれば ヘッドがこんなに重い必要は無いし、シャフトたる物 撓る必要はまったく無いような気がしました。 またヨコの動きを自分の何かの動作によって戻すのであれば 概ねヘッドの形状は今で言う「重心距離」のまったく無い 少し長いテニスラケットで良いような気がしました。 

 アイアンを構えるときに トゥ側の刃先が少し浮いている、コイン2枚程度の隙間を作り、ややアップライトな状態で構えなさい とも言われました。 打ち方はともかく この状態でそのまま打てば ヒール側にボールが当たり、左方向にボールは飛ぶはずなのに 実際はそのまったく反対でした。 ここでも矛盾というか 謎を感じてしまいました。 そこである実験をしてみる事にしました。 先端の欠けた もう使わない木製バットの先端部を平らに削りフェースに似た打面を作り ゴルフボールを打ってみたのです。 しかしこれには二つ 重要な欠陥がありました。 まず重心距離がまったく無いので その打面がどこを向いているか 知る術がありません。 スウィングを速くしようとすると 当然肉眼では確認が出来ませんし、体や腕に伝わってくる感覚はどのようにしても変化が無く、方向性を作る事が出来ません。 次に、非常に大きなロフトでは 自分に向かってボールが飛んでくる恐れがあるのです。 芯で打とうとしても 芯より手前側や 奥側で当たる場合も当然あるわけで もしロフトの付いたクラブを手前側で打ってしまえば 必然的に 自分の方に打面がむく可能性が高くなりますから この形状ではゴルフはする事が出来ない事に気が付きました。ですから 今で言う重心距離の存在する理由はある程度分かったのですが、 この野球のバットでは遠心力の延長線上に打点が存在するのでより効率的にボールを飛ばせるが 面を作って方向性を作ることは出来ない、一方 ゴルフクラブの形状では人間が認識できる面が存在する為 方向性は把握できるものの遠心力と打点のずれが理解出来ませんでした。 幸いにも私が始めに使っていたクラブは非常にシャフトが柔らかかった為、素振りやワッグルをしていた時にあることに気が付きました。シャフトをどの方向でも良いのですが シャフトの延長線上からヘッドが外れるように急激に動かすと 単純に元に戻ろうとするのでなく シャフトの延長線上に「ヘッドが回りこもうとする」のです。 しかも その動きはシャフトをヨコ(ロフト方向)に動かしたときに大きくなり、ライ方向に動かすと単純にタテにしか動かないのです。 これで何となくですが、アドレス時のライ角度とインパクト時のライ角度の違いが理解できるようになりました。 しかも まだ上手に振れない頃に 振り方によってクラブの重さ? ヘッドの重さ? が違って感じるようになるのだ と思うようになりました。 そして 練習場にいる色々なゴルファーのスウィングを観察して ある点が気になったのです。 アドレス時には概ね右腕がまっすぐ伸びて構えているのに 殆どの人がインパクト時はかなりはっきりと曲がっているではないですか?! その時点ではそれが合っているのか 間違っているのか はっきりとは分からなかったのですが、もう一つその事に伴って感じたのが 曲がっている人はインパクト前後が忙しい割にはヘッドの動きは遅く しかもスライスが多くて、 伸びている人はごく少数だったのですが ゆったりと動いている割にはヘッドの動きは速く 特にスライスに苦しんでいる人はいなかったと記憶しています。

腕を使う 「ヨコ」の撓り&撓り戻り には体だけで行うそれとは違う 立体的な捻れが伴ってしまいます。 体の動き +シャフトの撓り +ヘッドの重量 でシンプルに行えば 多少傾いた状態にはなりますが 平面上・2次元で実行する事が可能になりますが 腕を使ってしまうと どうしても3次元の動きにせざる負えなくなってしまうのです。
 では 「タテ」の動きを腕に 「ヨコ」の動きを体にさせるのはどうしたらよいのでしょう? ゴルフクラブについての考察なのでスウィングについてはあまり意見したくは無いのですが 一応参考までに述べておきます。単純にはスウィング中にクラブを捻じらない事です。例えばアドレスのときの胸に十字のマークとついてシャツを着ていると想像してください。その十字のマークはタテの線がおおむねフェース面と一致します。(多少 ロフトは付いているのでまったく平衡とは言えませんが)これがスウィング中に同じ関係を保つと言うことが重要に成ると思います。その形を意図的にもしくは無意識にでも崩してしまうとシャフトに捩れが必要以上に発生し 本来 シャフトが撓り戻るものが その働きを失ってしまいます。
 さて ちょっと関連事項のおさらいです。弾道の違う物の作り方についてですが 

ここの部分がかなり間違って認識されています。フェースの向きによってフック・スライス回転が付くと思っている人が一般的ゴルファーのほぼ100%なのです。
 で シャフトの話に戻ると

<正解>クラブのヨコ・回転動きは体の向きの変更によって行われます。 

<過ち>体ではなく腕で行うとクラブは タテ・ヨコ90度近く捻られた状態になります。

<正解>自分の体の向きどおりに 体の傾き通りに向いているフェース面 

<過ち>腕によって捻られてしまう事により 上を向いてしまうフェース面 

<正解>ライ方向は上半身の向きに対し 単純に上下方向に存在します

<過ち>捻られてしまった事によって ライ方向は上半身の左右・横方向に存在します

では、この状態からダウンスウィングしてくるとしましょう。 

<正解>ライ方向のシャフトの動きはヘッド重量に掛かる重力によって トゥダウンの方向に促されます。 また ロフト方向にはヘッド重量分だけ体のヨコ・回転との遅れ・ギャップが発生し 自然なロフトの立ちになるでしょう。

<過ち>捻られた物を元に戻すのには 当然捻り戻しが必要です。 <正解>ではヘッドの遅れはシャフトのロフト方向に掛かっているのですが、こちらはライ方向に掛かってしまいます。切り替えし時にトゥアップされたシャフトは ダウンスウィングの動き出しからヘッド重量による遅れから より一層深いトゥアップになってしまいます。 シャフトより回転方向の右側にある重心には当然真下に向かって重力が働きますから、 ライ角度同様 更に一層捻られる動きが強くなります。 本来 この二つの動きは元に戻っていかなければならないのに 深くなってしまうのです。 また ロフト角度は捻られれば捻られるほど増えてしまいます。  この状態のまま インパクトを迎えようとすると

1.トゥダウンがされていないので 地面にあるボールの低さまでクラブが届かない

2.ロフトが増えてしまい、鋭角には入射出来ない。

  >>これには 更にミスの原因が含まれていて ゴルフクラブはすべて 1度ロフトが増えると 1度バンスが増えます。 1度ロフトが減れば 1度バンスが減ります。 当たり前のことですが、 ロフトを増えして フェース面打つのには 入射角度を緩くせざるをえません。 しかし 緩く入れると ロフトが増えた分 バンス角度も増えていますから ボールを打つ前に クラブヘッドが地面とコンタクトする可能性が増えています。地面に触れれば ダフリ・チョロ、 触れなければ トップ、 上手く打つのには力技でいくか、奇跡のような確率に祈るか どちらかと言うことになる訳です。

3.上手く打てたとしても いったい同じこのロフトで続けて打てるのでしょうか?

4.ライ角度も含めて フェースの向きは同じに出来るのでしょうか?

今から考えてみれば インパクト付近で右腕が曲がっていてはロフトも増えてしまいますし、まったく持って良い事はなさそうです。

その状態でも 尚、上手く打つのには 急激にフェース面を左回転、ライ角は急激に起き しかもその動きによってヘッドの作る円弧は急激に内側に切り込み より一層ヘッドが左を向いてしまう といった構図が生まれます。 

自然な形で体の向きが戻れば「ヨコ」の撓りについてはあまり頭で考えて スウィングの動作によって補う必要は余りありません。 タテ・ヨコ問わずシャフトの撓りは テークバックでは殆ど発生せず切り返しから始まり インパクトまでに戻すという感覚があまり浸透していません。一般的にはダウンスウィングからインパクトまでに撓らせるという誤解が蔓延っているのが現状です。この使い方ではシャフトには硬さ(強さ)の概念しかなく どの位撓るのかしか問われない訳で シャフトの個性や特性は使われていない訳です。シャフトの特性は 撓り量は勿論含まれますが特性とは「動き」の事ですから ダウンスウィングから撓らせたのでは動きは無く 単なるシャフトの強さだけになってしまいます。

シャフトが柔らかいとフックするという人が居ますが 確かに振るその人が使うのに対して柔らか過ぎれば、シャフトは「タテ」「ヨコ」共に必要以上に大きく動いてしまいます。 正しくシャフト・クラブを使えれば タイプにもよりますが、トウダウンの量の方が多ければハイボール-スライスもしくはテンプラボールになりやすく、シャフトの横の遅れによるロフトの立ち度合いの方が強ければドフックになってしまいます。

(シャフトをネジって使っている人の場合はよく分かりません。なぜならば所詮偶然によってインパクトを作っていますので…) 

勿論打つ人がそれを嫌い 強制的にシャフトの遅れを取り戻してしまう可能性は有りますが…。 この場合のフックになる理由はシャフトの「タテ」の動きが多く ドライバーであればヘッドがインパクト以前にボールより下に入ってしまい アッパー気味にインパクトしてしまうのが原因だったりします。 アッパー軌道でインパクトすると 動いてきた軌道に対しては強烈にロフトが立ってしまいますから 捕まりが非常に良くなってしまうのです。 

 柔らかいシャフトだとスライスする人も居ます。 捻れによるロフトの増えが多いのか、トゥダウンが多いのか、その両方なのかは人によって異なります。 そのメカニズムを把握していないとアテズッポにドライバーを選ぶ、シャフトを選ぶことになってしまいます。 

 硬めのシャフトだとフックしてしまうケースは「タテ」の動きが少なくライ角が維持され易いのと シャフトの遅れが少なくフェースが右を向いている時間・量が少ないのが原因です。また 硬いシャフトでは捻って使っても捻れが少なくなる為、 ロフトの増えも少なく収まります。 そういうタイプの人は決まってロフトには関係なく非常に高い球を打っているはずです。

硬いとスライスしてしまう例は ダウンスウィングでシャフトを撓らせようとする人に多く見られます。撓り難いシャフトをダウンスウィングで撓らせようとするとグリップ部分を過度に 鋭角に動かさざるをえません。ヘッドの部分の遅れが大きくなり しかもシャフトが元の撓りに(撓り戻し)戻る時間が極端に短く 足りなくなり シャフトは遅れたまま、トウも下がったままインパクトを迎えてしまいます。そういったメカニズムや自分のタイプというのを把握せず ただ雑誌に書いてあることや誰かの言った事を鵜呑みにしてしまう例があまりに多過ぎるのです。

以上の事より 硬さによる正解を導き出すと/シャフトのタテ・ヨコが正しく使えていれば

*適応範囲内で柔らかければ フック回転になり易く

*適応範囲内で硬ければ スライス回転になり易い

ただし メーカー等のカタログで書いてある説明もある意味嘘では有りません。

1.柔らかければ ボールは上がる >>シャフトのトゥダウン量があるので低いところにあるボールに対して ヘッドが下がりやすく 拾い易い

2.硬ければ ボールは上がらない >>トゥダウン量が少ないので ボールが拾い難い

ただ これには補足が必要で  1.=打ち出しは上がりますがスピンは少なくなります。   2.=打ち出しは低めになりますが スピンは1.より多く掛かります。


<シャフトの横の撓りについて>幾つか述べてきましたが シャフトには縦と横の動きがあります。縦の動きは人間の意志によって操作というか 動かしますが 横の動きはスウィングの持つ回転で自然に発生する物で人間が管理、操作する物ではありません。 人間が先端に重りの付いた撓る棒を持って回転運動をしたら 当然棒の先の重りは撓る分だけ人間の回転より遅れた位置で同じスピードで動きます。その遅れを元の形・位置に戻すには人間の回転するスピードを減速させなければなりません。 減速すれば 慣性の付いた重りはその勢いで 人間が減速しても 今までのスピードで人間の動きを追い越す形になるわけです。

Q:ではスウィングの回転運動でその横のシャフトの動きを元に戻す行動をした方がよいのでしょうか?!

 ということはインパクトまでに回転運動は減速した方がよいのでしょうか?!

A:答えは「NO!」です。

インパクト時には成人男性平均で約1トンの荷重がクラブに掛かります。この重さに負けず200メートル先までボールを飛ばしたいわけですから 大きな強い筋肉で行う回転の動きをインパクトもしくはそれ以降に最大にしたいのが本当だと思うのです。となれば横のシャフトの動きは遅れたままになります。 通常その遅れはスライスの原因と思われていますが 本来は違います。 

少しシャフトの話から遠ざかりますが ヘッドはボールに対して少ない量ですが上から入ってきます。 個人差は有りますが5番アイアンで4〜10度くらいの角度で上から入射してきます。 

Q:では仮に25度のロフトのクラブをその姿勢のまま 5度の角度で入射させると 一体ボールにはロフトとして何度の効果があると思いますか?!

A:答えは30度です。しかし この方法の入射とヘッド姿勢ではボールは捕まりません。正しくは入射角度が5度ならその角度分というか その入射するベクトル・方向・角度に対してのロフトを25度に保たなくてはならないのです。

結果的にはアドレスの静止時に対し20度のロフトでインパクトさせなければ この本来25度のロフトのクラブの機能は発揮されません。

では本題のシャフトの横の動きというか遅れと関連させると どの道ロフトをインパクトで立てる形になりますので その方法として一番簡単なのが自分の回転に対しヘッドの位置を遅らせてしまえば、自動的にロフトが立つ形になるわけです。 

一般的には殆どの人がシャフトをネジって使ってしまっていますので このフェースを開いてネジってしまえば この遅れは単なる「フェースの開き」になってしまいますので「手を返す」か 体を止めてシャフトに対する横の遅れを取り戻すか 
 :::::本来のゴルフクラブの取り扱いにはその二つの動きは全く必要ないのですが・・・ 何百年でもやってなさい という感じです。


 <消費者として煽動され過ぎ>
 何故 プロ選手は皆さんと違い ゴルフクラブをただで作ってもらい しかも多額の契約金をもらうのは何故なのか考えてみたことが有りますか? 

何故活躍して 賞金だけでも沢山もらっている選手程 沢山の契約金をもらえるのは何故でしょう。 なんか当たり前の話で白けてしまうかも知れませんが その製品の良し悪しや性能・特性に関らず 例えばタイガーウッズが使えば タイガーウッズに50億払っても そのお金は一般のユーザーから回収出来てしまうという事です。彼らは一般のユーザーとは違う観点でクラブを選ぶのです。皆さんが行っていることはスーパーモデルの使う化粧品を買うのと同じ事なのです。

キャメロンのパターがプロに人気が有るのは 「タダ」だからです。一時プロが皆 T社のウッドを持っていたのは「タダ」だからで しかもそれを使って入賞すると契約していなくともボーナスも出るのです。

しかも好きな形・仕様で幾らでもくれるのです!その市販品を使って何か恩恵があるのでしょうか?!好きな形・仕様でキャメロンが作ってくれるのなら良いとは思いますが。アメリカのプロでスチールシャフトのドライバーが流行ると…

ノーメッキのサンドウエッヂが流行ると…  

確かに趣味の娯楽ですから形や形式を真似たり カッコつけたりするのは楽しいのでしょう。 ファッションとして道具を考えるのも良いと思います。

が、例えば綺麗な・可愛い服について防水性が優れている とか耐熱だとか 耐寒とか あまり問わないのが普通ですよね。 よく其処の所考えてみてください。持っていること 身に付けていることで気持ちよくなるのは結構ですが ではそれ以上は望まないことです。目的はすでに達成しているのですから。

本来 気持ちよく振れて気持ちよい結果が出ることの方がファッションよりも重要だと思うのは私だけでしょうか?!我々はゴルファーです。ゴルフメーカーの単なる消費者ではないと思うのですが 雑誌媒体等を使い 我々を単細胞の消費者に洗脳しようとするメーカーに踊らされるのは辞めにしないと 「ゴルフの本質は見る事が出来ない」様な気がしますが…
 シャフトに関して言えば タイガーウッズやアーニーエルスが我々の使用しているクラブを使ってただ打つだけなら 多分ヘッドスピード70m/s位出るのでしょう。

それを重量のしっかりした物で55〜60ms程度に抑えて振っているのです。距離・弾道・方向・高さ・反復性などの妥協点というか一番収まりの良い所で振っているのです。通常一般アマチュアの場合 ただヘッドスピードがどの位出るのか といったレベルで40とか45とか50と言っている訳です。まったくレベルが やっていることが違うのに プロの使っている仕様だけを真似しようとする、 しかも自分でお金を払ってまで、その挙句 中古クラブ店にはタイトリストにスチールシャフトの入ったクラブがゴロゴロ置いてある事実。 自分自身をよく省みてゴルフのクラブと付き合うべきではないのでしょか?! 顔が良かったから 見た目が好きだから と言って購入したクラブにそれ以上何を望むと言うのですか?それで目的は達成しているわけですから。

真似したクラブは 外観を真似したことで目標は達成されたのですから 自分はこういうタイプで色々試した結果そこに行き着いたのでなければ、機能としての結果には何も望んではいけないのです。 最近 スチールとグラファイトの混合シャフトが出てきました。製造技術的には素晴らしいと思いますが 性能としてはまだ分からないし 問題も数多く残されています。例えば接合部分は両方のシャフトがかなり長い区間で重なっている訳ですから そこの撓りはどうなるのか シャフトの潰れる特性はスチールとグラファイトでは少し異なりますし 潰れ戻る速度も両方では若干異なります. その部分を接合部でどう調整するのか など。 新しい技術ですから 可能性は有ります。が今のところ製造されたことのみに賞賛が与えられるのであって それ以上は何も有りません。 プロがスチールシャフト等をドライバーに使う理由は 高性能なグラファイトシャフトの走り位であれば 彼らは自分の動きで作れてしまうからです。それ以上は自分のコントロール化ではなくなってしまうので嫌うケースが多いのです。ゴルフクラブの性能が自分の性能より上回ることを極端に嫌うのです。

<ハミングバードでクラブを作るとどうなるの?>手前味噌になりそうな話ですが、多少はお店の宣伝をしておかないと能書きも言っていられなくなりますので一応明記いたします。 

今迄使っていたクラブでは距離・方向性等満足出来なかった方がオーダーメイドクラブによって結果を出したい、とりあえず自分のスウィングや技量を棚に上げ 特に努力せずに結果を出したい、この形が一般的な思惑と言うか オーダーメイドクラブの目的と言っても間違いではないでしょう。

この場合 今まで使っていたクラブ もしくはその方のタイミングやシャフト扱いに応じて 組み合わせるシャフト・ヘッドを選びます。 どんなクラブ・シャフト扱いをしていても間違いなく距離は伸びます。

逆に距離を今までより飛ばさないようにする方が圧倒的に困難です。それは 例えその方のクラブ・シャフト扱いが多少悪くとも メーカーの採用するシャフトとは機能以上に「品質」というか「剛性」が全く違うスポーツタイプのシャフトを使うからです。シャフトそれぞれの個性が生かせないスウィングだとしても この手のスポーツシャフトを装着するだけでインパクト負けしない 重量負荷に非常に強いシャフトが入りますので それだけで今までの距離ロスを防げます。 これは距離が伸びたのでは無く 今までメーカー装着のシャフトにより「距離を損していた」分を取り戻したに過ぎません。

しかもドライバー・フェアウエイ・アイアンそれぞれが重心距離・シャフトのタイミング・重量感供に大きく異なる選択は決してしませんので 何かのクラブが他のクラブの足を引っ張ると言うのがなくなります。まだ この時点では正しいシャフトの機能は発揮していませんが 使っていると段々に 「力を入れる=ヘッドスピードが上がる=飛ぶ」 では無いことに気づいて来るはずです。 

逆に丁寧にスムースなスピードでクラブを扱った時 今まで見たことの無い距離が生まれる事が度々起こってくるようになる筈です。なんとなく力を入れる事と飛ぶ事は関係がないと思っていたり感じていたりしていた筈ですが メーカーのクラブメーカー装着のシャフトでは 力を使わなければ決して飛びませんので 今までは実感する事が出来なかっただけです。

こうなればしめたもので スムースに振るように心掛けますので 安定しやすく 繰り返しやすく 体を痛める事も少なくなります。 この条件が整えば 多分その人のゴルフは一段上のレベルになり 次第にシャフトも走り始め 正しいゴルフクラブ扱いへの道も開かれ始めます。 

繰り返せる事 リピートできる事が 「良いゴルフスウィングだ」 と言う実感も生まれてくるはずです。正しくクラブを動かした時 劇的な変化が有るクラブですから いかにクラブの動き シャフトの動きを邪魔せずに 繰り返すか と言う事がスウィングのテーマになる筈です。

正しく動かしても 間違って動かしても 全く変化の無いクラブでは決して味わえないのです。しかも ゴミの様なカーボン繊維を使ったシャフトでは強く動かさない限り決して飛びませんし… 今まで 「どうやってクラブを動かすか?」 「どうやって強く速くクラブを動かすか?」 がゴルフをやる時や練習する時のテーマだった能動的な動きが 如何に 「クラブの動きの邪魔をしないか?」 「シャフトの動きの邪魔をしないか?」 の受動的な物に変化することでしょう。 

始めは全く自分の努力や練習をしないで結果を出す と言う形でオーダーメイドクラブと付き合った人が 生まれて始めてゴルフクラブの機能について感じるようになるのです。しばらくするともっと個性のある もっと動きのあるシャフトやセッティングが欲しくなる筈です。

楽をしたい 手を抜きたい 人間の本質が楽をして「飛ばす」方法を見つけたのですから。

<ニュードライバーヘッドのテスト・レポート>

<フォーティーンのドライバー>

コンセプトやフォーティーンで設計をしていた竹林さんは社長になってしまいました。個人的に感想ですがいまやテレビタレントになってしまった印象です。

新しい体積の大きなヘッドはその以前のヘッド体積の小さなモデルよりも慣性モーメントが下がり 重心位置の工夫も見られなくなっています。一時のキャロウエイのように短い重心距離のウッドと長めのアイアンと言うセットが多く 10年ほど前クラブ業界をリードしていた面影は全く感じられず 魅力を感じられません。

今年発売されたアイアンも何で発売されたのか意図が読めず 形状はもう8年位前にコンセプトの方から発売されたVIB-MID(本人の設計ですからパクリにはなりませんが)にあまりにそっくりで何がニューモデルなのかよく分かりません。ドライバーに関してはコンセプトのタイプR当たりから路線違いになってきているようで弊社では取り扱ってはいますが使うことは非常に稀です。

余談になるのですが 私個人はゴルフを趣味としていません。その代わり観賞魚を沢山飼っているのですが この業界にもこの「フォーティーン」と同じ雰囲気の会社が存在します。どこかちょっとハイソな感じで古い言い方ですがヤンエグに受けそうな、車で言うとBMWとかレクサスの雰囲気です。どこかちょっと気取っていて 田舎者の私には好きになれず 天邪鬼も伴い ワザと使わないように避けています。 どちらもごてごてと横文字を並べ まるで読めない人を笑っているようで好きになれません。

<ツアーチャンプ Q95>

現在流通している450ccクラスでは最大のモーメントを持っています。非常に素直な形状でこのヘッドの特性を良く表わしていると思います。 重心距離が長い、重心深度も深い、モーメントも非常に高い 安定度は非常に高いモデルです。重心は程ほどに高く

スピンも決して激減タイプではありません。ただそういった性格も総合からミスは右に出易く、弾道も高めになり易いでしょう。スライスに苦労している方、特にクラブを捻って使われる方にはちょっと苦しいモデルと言えますが 10発打っての平均値は非常に高いモデルで右方向への飛び出しに苦労しない方なら最高のモデルと言えます。

ミスしてもそこそこ飛びますが 火の出るような当たりも無い!と言ったモデルです。

<バース 450 トラスト>

バースらしいモデルです。徹底的にスライス殺しになっています。余程変なシャフトを入れない限りスライスに苦しむことは少ないと思います。スウィングの事を全く考えないのであれば大変距離の出るヘッドです。スピンも少なく フック気味の球になりやすいため

少し大きめのロフトを選択するべきでしょう。 モーメントも高く このようなはっきりとターゲットを絞ったタイプにしては良く出来たモデルです。 

<カムイ ツアー450> 

 かつて一世を風靡したモデルの後継機種です。ロフト ライ フェース角 ヘッド重量の完全オードーメイドで左ききの方などには非常に良いモデルだと思います。相変わらずスピン性能は抑える傾向にあり 確かに飛ぶ弾道になりやすいとは思いますが この手のモデルにしては重心距離が長すぎるのではと思います。データ的には重心が浅いのと重心が低いので必要以上に上がるモデルではないのではと考えています。

<サンドウエッヂのお話>
 現在 ノーメッキとか特殊メッキの物が流行っています。

またスコアライン(溝)が角溝などもその一つです。スコアラインに関して言えば

「何の為にスコアラインは有るのでしょう?」 

殆どの人がスピンを増やす為だと思っているでしょう。

答えは(×)です。

ウエッヂに関してはほんの少しスピン(1〜3%)は増やします。ただ 無くても影響が出るほどでは有りません。

 正解は水除けなのです。

スピンはヘッドとボールの接触時間と面積に比例しますので溝があれば接触面積が減ってしまいますからスピンを必然的に減ってしまいます。雨や朝露がボールとフェースの間に入った時の滑り防止の為に溝はあるのです.車のレインタイヤと同じです。スピンはヘッドの入射角度と軌道上のロフトによって95%以上決定してしまいます。

溝は水や砂・異物が入った時のスピン減少止めの役割でスピン増加の物では有りません。 減らさない為の物で 増やす為の物では有りません。

同じくメッキによってスピン特性が変わることは殆ど有りません。プロがノーメッキや特殊メッキを使う理由の一つに自分専用の形状に 使い込むほど自然に削れて素地になっていくからです。 錆や痛みが激しくなってもプロは「ただ」で幾らでも手に入りますから問題ありません。ノーメッキである事は 交換頻度が高いと言う絶対条件が付いてくるのです。 また メッキによっては光の反射が気になってしまう物も有ります。自分用に削ってしまった事によって その部分だけが目立つ というか目に付いてしまいますので 始めからメッキをしない。 それもノーメッキ等の一つの理由です。ですから一般の人がそれをそのまま真似てもあまり機能的には意味をなしませんので あしからず。 

 またバンス角においても 非常にバンスの少ないサンドが流行していますが クラブの中で一番入射角度のきつい 一番入射角度が上から入って来やすいサンドはその入射角度分のバンスが無いと自分と必要以上に地面とコンタクトしてしまうクラブになってしまいます。バンスが気になる人は削ったり、始めからバンス角度の無い物を使ったり、 バンスの少ないクラブを選ぶ前に 自分の入射させる角度とヘッド姿勢を考えてみる必要があります。

 バンカーにおいては バンス角度 バンス幅は共通の認識だと思いますが バンカーショットの苦手な人はロフトの多い物 57〜60度は出来るだけ避けた方が良いと思います。 バンカーに適切なロフトは54〜56度です。

またシャフトセッティングによっても入射角度や姿勢が変わってしまいますので ヘッドばかり見るのは無駄 とまでは言いませんが そろそろ辞めてもよいのではないかと思います。